今回はPowerAppsを使って、Dynamics CRMへ接続し、簡単なアプリを作成してみたいと思います。

Dynamics CRMは顧客管理アプリケーションの一つで、今回はそのDynamics CRMにある顧客マスタへ接続し、アプリを作成します。

 

コネクション(接続先)を追加する

まずはPowerApps Studioアプリを起動し、「Dynamics CRM Online」の下に表示された「Phone Layout」をクリックします。


 

次に、「Connect」をクリックします。


 

ログイン画面が表示されるので、ここでは、Dynamics CRM Onlineのユーザー名とパスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。


 

正しくログインされると、「Choose a dataset」の下にDynamics CRM Onlineの組織名が表示されます。


 

各エンティティがリストで「Choose a table」の下に表示されます。

今回は、取引先担当者を選択してみます。


 

リストページの表示レイアウトを変更する

初期画面では、写真を表示する項目など、要らない項目があるので、まずはレイアウトを変更します。

レイアウトをひとつずつ移動して変更できますが、「Quick tools」を使うとより簡単です。

まずは画面右下の「Quick tools」をクリックします。


 

「Quick tools」を開くと、「Layout」、「Content」、「Theme」が選べます。

今回はこの中の、「Layout」をクリックして、レイアウトを変更してみたいと思います。

この記事では、中段の左にあるレイアウトを使ってアプリを作成しますが、好きなレイアウトで試してみてください。

レイアウトをクリックすると、すぐに変更が反映されます。


 

各項目の表示内容を変更する

次に各項目の表示内容を変更します。

変更したい項目をクリックし、画面下の「Options」を選択すると、「Text box」へ表示が変わり、

各表示項目の内容を変更できます。


 

この例では、取引担当者の氏名「fullname」とメールアドレス「emailaddress1」を表示させます。

選択肢ではDynamics CRMのエンティティのフィールド名が表示されます。


 

各項目を変更し、色等を変更すると、以下のようになります。

メニューの追加方法は、こちらの記事をご覧ください。