マイクロソフトは2016年7月12日にWindows 10 のアップデート、KB3172985 (OSビルド10586.494)をリリースしました。

以下は、その更新情報を和訳したものです。

このアップデートには品質改善やセキュリティ修正が含まれています。新たなOS機能は今回のアップデートで含まれておりません。主な変更点は以下の通りです:

  • Windows Media Player、Internet Explorer 11、Windows Explorer、MiracastとWindowsカーネルの安定性を向上しました。
  • スタンバイモードから継続した際に、ロックスクリーンではなく、黒い画面が表示されてしまう問題を修正しました。
  • DirectAccessの不具合で、接続が完全に確立されていなくても「切断」が表示されてしまう問題を修正しました。
  • ローカルアカウントで複数回ログイン失敗した後のロックアウト処理が正しく実施されない不具合を修正しました。
  • スリープ状態から継続した際に、一部のアプリケーションで動画プレイバックを実施すると、動画レンダリング処理が正しく実施されない点を改善しました。
  • Windows モバイルからWindows 10 モバイルにアップグレードした際に、ユーザー認証用の証明書が無くなってしまう問題を修正しました。
  • Windows 10 モバイルでのアプリ設定のバックアップサポートを向上しました。
  • Azure Active DirectoryへWindows 10 モバイルを参加させた場合に、Microsoft Silverlightベースのアプリがインストールできない問題を修正しました。
  • .NET、Windows カーネル、Windows Update、認証、夏時間の改善、PDFファイルへのサポート、Bluetooth、Microsoft Edge、Internet Explorer 11、ネットワークとWi-Fi接続についての改善を行いました。
  • Microsoft Edge、Internet Explorer 11、カーネルモードドライバー、Windows カーネル、.NET フレームワーク、Windows セキュアカーネルモード、Microsoft Print スプーラーに対するセキュリティの脆弱性に対応しました。

セキュリティの修正情報や修正に関連するすべてのファイルの一覧は、こちらをご覧ください:KB3172985

※この和訳情報は非公式なものであり、日本マイクロソフト株式会社が正式に発表したものではありませんので、予めご了承ください。

情報元 :http://windows.microsoft.com/en-us/windows-10/update-history-windows-10