本日ライセンスニュースブログでは、Power Apps のライセンスと価格の改定についての発表がありました。公式内容は日本マイクロソフトへお問い合わせください。こちらでお問合せいただいても、回答いたしかねます。

過去1年はPower Appsにとって凄まじい成長を遂げる年となりました。多くのお客様でローコードのイノベーションを開花させるために対応し、組織全体にライセンスを割り当てる動きになっています。その結果、Microsoft Dataverse 上で作成されているアプリや、プレミアム機能を利用したアプリが大幅に増加しました。

今までに実施した期間限定の大人数で採用された会社/組織向けのプロモーション価格の結果により、本日変更について発表します:

  • より安い Power Apps per App プランと Power Apps Per User プランの価格改定
  • Power Apps per App プランを真の「アプリあたり」のプランへ改定
  • 新しい価格が10月1日から適用されるまでのプロモーション価格の延長

以下は変更内容の詳細です。

2021年10月1日より、Power Apps のライセンスは以下の変更が発生します:

Power Apps per user プランは、月額40ドルから20ドルに変わります。この変更はボリュームライセンス、CSP、ウェブからの直接契約を含むすべての契約方法に適用され、最低契約数などの下限値はありません。この変更に伴う機能制約的な変更はなく、ユーザーはアプリとポータルを無制限に作成・実行できます。

Power Apps per app プランは、月額10ドルから5ドルに変わります。Per user プランと同様に、この変更はボリュームライセンス、CSP、ウェブからの直接契約を含むすべての契約方法に適用され、最低契約数などの下限値はありません。Power Apps per app プランに関しては、現行の2つのアプリと1つのポータルから、1つのアプリまたは1つのポータルへと変わります。この変更はプランをより明確化し、1つのアプリで利用したいという要望から変更されました。2021年10月1日までにPower Apps per app プランを契約されている場合は、契約が終了するまで、現行のままの仕様となります。

上記が適用される2021年10月1日までの期間では、Power Apps の期間限定プロモーションは延長され、7月1日から9月30日までの間であればPower Apps per user プランは月額12ドル(最低契約数5000)、Power Apps per app プランは月額3ドル(最低契約数300)で引き続き提供されます。そのほか状況により変更される場合があります。

最後に、Power Apps ポータルのログイン容量に関して、大容量を契約される方向けに価格変更があります。期間限定でPower Apps portal の容量Tier 4(25000ログイン/月)とTier 5(10万ログイン/月)がプランとして追加されます。これにより、Power Apps portals のユニット単位の価格はTier 5の場合は月額12ドルで契約できます。