先日、Microsoft FlowとPowerAppsのOffice 365 Users コネクターが新しくなり、V2という新しいバージョンがリリースされました。

今までのバージョンのやつと何が違うの?と疑問に思われた方に、簡単ではありますが、比較をしてみましたので、ご覧ください!

マイプロフィールの取得

  • パラメータとその戻り値が追加されました(戻り値については別途この投稿の下のほうに記載してます)
    • UPN(ユーザープリンシパル名)
    • Select query

ユーザープロフィールの取得

  • パラメータとその戻り値が追加されました
    • UPN(ユーザープリンシパル名)
    • Select query

上司の取得

  • パラメータとその戻り値が追加されました
    • Select query

直属の部下の取得

  • パラメータとその戻り値が追加されました
    • Select query

このSelect queryはその名の通り、クエリのような形で指定した項目でフィルタがかけられるようになっています。

戻り値についての違い

V1とV2では戻り値がUserからGraph_Userに変わっている場合があります。

その違いですが、取得できる項目が変わりました。

User GraphUser_V1
Account enabled?
Business phones Business Phones
City
Company name
Country
Department
Display name Display Name
Email Mail
Given name Given Name
Job title Job Title
Nickname Preferred Name
Office location Office Location
Postal code
Surname Surname
Telephone number
User Principal Name (UPN) User Principal Name
User id Id
About Me
Birthday
Hire Date
Interests
Mobile Phone
My Site
Past Projects
Preferred Language
Responsibilities
Schools
Skills
State
Street Address
User Type

詳細は、Docsのサイトからも閲覧できますが、現在英語でのみの記載となっています。それでも良いので詳細が見たいという方は、こちらからご覧ください:

https://docs.microsoft.com/ja-jp/connectors/office365users/