PowerAppsでオンプレのSharePointリストでもアプリの作成が可能に
Microsoftは8月4日に、オンプレミス環境のSharePointリストからも、PowerAppsのアプリ作成ができることを発表しました。以下はその発表内容を和訳したものです。
7月末に、我々はSharePoint Online モダンリストとの連携を発表しました。そして今日(8月4日)、我々はオンプレミス環境でのSharePointリストにも対応したことを発表します!単一のゲートウェイを利用して、複数のオンプレミス環境にあるデータソースへ接続することができます。ゲートウェイは統一した場所へデプロイすることで、データを管理し、安全にPowerAppsから接続することが可能となります。そして、データを移行することなく、そのまま既存のオンプレミスへの投資を利用し続けれます。
オンプレミス環境へのSharePointへ接続
PowerAppsから接続を作成・管理する方法は複数あります。オンプレのSQLについてのブログ投稿ではPowerApps.comからオンプレミス環境への接続方法についてお見せしました。今回の投稿では、PowerApps Studioから接続する方法についてお見せします。
PowerApps StudioをWindows端末から開き、左側のナビゲーションバーにある、「New」タブを選択します。
「Create app from your data」にある、「SharePoint」を選択します。
次の画面では、「Connect using on-premises data gateway」を選択することで、オンプレミスのSharePointへ接続します。ドロップダウンメニューから認証方法を選択市、ユーザー名とパスワードを入力します。現在認証方法は「Windows認証」と「ベーシック認証」がサポートされています。更に接続先のゲートウェイを選択します。選択できない場合は、IT管理者へゲートウェイのインストールを依頼するか、自らゲートウェイをインストールする必要があります。ゲートウェイのインストール方法はこちらをご覧ください(英語) 「Connect」をクリックすることで、接続できます。
無事接続できたら、SharePointリストにあるデータから、簡単にアプリを作成することができるようになります。その方法はこちらに掲載されています。現在SharePoint のバージョン 2013 と 2016に対応しています。
オンプレミス上のSharePoint接続を使ったアプリを共有する
オンプレミスのSharePoint接続を利用したアプリを共有した場合、ゲートウェイの接続に関しても同じく共有されます。SharePoint接続は共有できないため、アプリの利用者はゲートウェイを経由して、独自の接続を持つようになります。権限の管理は、powerapps.com上のconnectionsとgatewaysからアクセスすることができます。
フィードバックはありますか?
この新しい機能について、是非ともフィードバックをお送りください。この機能はオンプレミス環境のSharePointへ接続するためのあなたの要件を満たしますか?他に接続したい、オンプレミスのデータソースはありますか?我々は継続的に新しい機能を追加しています。あなたのフィードバックは我々が対応するにあたっての優先順位の可視化に貢献しています。
PowerApps コミュニティサイトからご連絡ください。PowerApps内部からも画面右上、名前の隣の「Send feedback」ボタンを押すことで、フィードバックを共有することができます。.ご意見をお待ちしております!
情報元: https://powerapps.microsoft.com/en-us/blog/support-for-sharepoint-on-premises/
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