Microsoft Plannerが一般公開 – 既存のOffice 365テナントへ配信開始
マイクロソフトは6月6日にOffice 365サービスの一つとして、「Microsoft Planner」を発表しました。
Microsoft Plannerではチームでの進捗管理とタスクの可視化が簡単に管理できるサービスです。
以下はOffice 365公式ブログを和訳したものです。
本日Microsoft Plannerを一般公開しました。これから先の数週間でPlannerは世界のOffice 365のお客様へ配信されます。対象はOffice 365 Enterprise E1-E5プラン、Business Essentials、Business Premium と教育機関プランを使用されているお客様です。
自動的にOffice 365 アプリポータルに表示されるため、管理者側の設定作業は必要ありません。
新たに追加されたPlannerにより、ビジネスや学校、その他組織でもチームとしての作業がより簡単になります。Plannerでは新しい計画をチームで設定することにより、タスクの管理と割り当てと共同作業、期日の設定、ステータスの管理、 ファイルの共有ができ、進捗を視覚化されたダッシュボードやメール通知で把握可能です。
Microsoft Plannerのチャート
Microsoft Plannerのダッシュボード
プレビュー版をリリース後、世界中のOffice 365のお客様と密接に開発を進めました。既に数多くのお客様に、共同作業の向上や作業の時短など、指数化できるメリットを得て頂いています。
Câmara Municipal de CascaisはポルトガルのCascaisという町の役所で、650年以上もの歴史があります。この役所により提供されてきた歴史のあるサービスはOffice 365により更に向上しました。1000人以上もの従業員はすぐにPlannerを取り入れ、彼らのチームワークや政府向けの作業に対してより効率よく管理できるようになりました。
“Plannerにより、共同作業の効率が20%向上しました。グループ作業の完了まで7%早くなり、可視化したことにより、みんなの歩調が合うようになりました。”
—Miguel Pinto Luz氏 ー Câmara Municipal de Cascaisの町長
彼らのOffice 365の画期的な使い方はCâmara Municipal de Cascais のカスタマーストーリー からご覧ください。
Hancock Askew & Co. は公認会計機関で国内外のお客様へサービスを提供しています。 この会社は最近Plannerを導入し、複数拠点にある事務所のチームメンバーは、より共同でお客様の仕事が進められたことにより、進捗管理の打ち合わせの開催回数が削減でき、割り当てられたタスクに対する進捗の可視化とより精度の高いクライアント コミュニケーションが図れるようになりました。
“我々は今までも仕事環境の柔軟性により、Sloan Award for Business Excellenceを受賞し、事業が拡大したにも関わらず、賞の受賞を維持できています。Plannerを活用することにより、更に柔軟性が向上し、するべきことが可視化されたことにより、チームは何をするべきかをどこでもいつでもわかるようになりました。”
—Greg B. Ameden氏, Hancock Askew & Co.社のIT Assurance Servicesディレクター
フィードバックをお待ちしてます!
我々はすべてのフィードバックに対して何らかのアクションが取れるように最大限努力し、Plannerを継続的に改善していきます。これから数か月先までの追加機能では、複数のユーザーへタスクを割り当てたり、外部ユーザーのアクセスや、プランテンプレート機能、カスタマイズ可能なボードや、iOS・Android・Windows アプリをリリースする予定です。
Plannerについては、UserVoice でご意見やご感想、改善点などのご連絡をお待ちしてます。
—Planner team
FAQ
Q. Plannerは私のOffice 365テナントで、いつ利用可能になりますか?
A. 本日より、適用可能なテナントへの配信を開始します。これから先数週間で配信を完了する予定です。
Q. Office 365グループとPlannerは連携しますか?
A. Office 365グループは基本的なサービスとして、簡単に公開・プライベートグループが作成可能です。Plannerで作成されたプランと合わせて自動的に新しいOffice 365グループも作成されます。
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