本日、「PowerApps キャンバスアプリのコーディング規約とガイドライン」の日本語版ホワイトペーパーをリリースしました!


ホワイトペーパーを作った理由は?

キャンバスアプリを作るのは簡単でシンプルです。でも、アプリは使用するにつれて複雑化する傾向にあり、正しく維持しながら利用するには、先のことを考えながら作らなければなりません。PowerAppsのことについて、コミュニティでもマイクロソフトからもいろいろと情報が出ていますが、すべてが網羅された状態になっていませんでした。なのでもし「自分が作ったアプリが適切か?」と思ったときに簡単に確認するすべがありませんでした。

今回、今まで培ってきたマイクロソフト社内のPowerAppsに関する体験談や知識、そしてPowerAppsのエキスパートたちが作り上げた規約やベストプラクティスを本書にまとめました。書いたメンバーは多種多様な組織から参加しており、中小企業、世界的企業、NPO法人、政府やコンサルティング会社、ISV、Microsoft MVPやMicrosoft社内の製品や社内ITチームも携わっています。

このホワイトペーパーの目的

シンプルなPowerAppsの作り方を覚えたあとに、このホワイトペーパーは次のレベルへ達するための手助けをしてくれます。対象としている方々は、これから自社内でPowerAppsを本格的に活用して、アプリを作って、テストをして、そして運用をする方です。中小企業でも、中堅企業でも、大企業でも適用できます。このホワイトペーパーではアプリ作成者向けに以下の内容を提供します:

  • 単純化
  • 読みやすさ
  • 運用のしやすさ
  • 展開と管理のしやすさ
  • パフォーマンス
  • アクセシビリティ

ホワイトペーパーにも書いてありますが、本書に記載しているコーディング規約やガイドラインは柔軟なもので、皆さんが利用されるにあたっての参考までの情報です。皆さん自身のコーディング規約に関して本書をベースに作られてもいいと思います。このホワイトペーパーは製品が成長するとともに、一緒に更新されます。

最後に

このホワイトペーパーを書き上げるにあたって貢献された皆さんに感謝したいと思います!

Mehdi Slaoui Andaloussi, Alex Belikov, Casey Burke, Ian Davis, Brian Dang, Rémi Delarboulas, Aniket J. Gaud, Nick Gill, Audrie Gordon, Erik Orum Hansen, Eric Mckinney, Santhosh Sudhakaran, Hubert Sui, Vanessa Welgemoed と Keith Whatling.

– Todd Baginski と Pat Dunn

日本語版は私、吉田が監修しました。お気づきの点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

ホワイトペーパーの入手方法

こちらから、PowerApps キャンバスアプリのコーディング規約とガイドライン日本語版をダウンロードできます!