Office 365 2016年11月度のアップデート – 新しくなったコラボレーション機能
マイクロソフトは2016年11月度で発表したアップデート内容をリリースしました。以下はその発表内容を和訳したものです。
今月我々はOffice製品に対し複数のアップデートをリリースし、より簡単に、かつ効果的に他の人たちとコラボレーションできるようにしました。これに含まれるのはPowerPointでのリアルタイム共同編集機能や、Outlookから直接クラウド上へ添付する機能などの、その他コラボレーション機能です。
PowerPointでリアルタイム共同編集が可能に
昨年Office 2016をリリースした際には、我々はデスクトップ版のWord以外にもより多くのネイティブアプリでリアルタイム共同編集できるようにするということを発表していました。今回のリリースではPowerPointでリアルタイム共同編集をWindowsデスクトップ上で利用できるように氏、以下のスライドのように他のメンバーが何を入力しているのかが分かります。
リアルタイムでの共同編集機能がWindows デスクトップ向けのPowerPointで利用可能です。
リアルタイム共同編集機能は、Windowsタブレット上のPowerPointモバイルと、Office Insiderプログラムに参加しているWindowsデスクトップ向けのPowerPointで利用可能です。 |
Outlookからクラウド上へ添付して、他のメンバーと共有する
Outlook は既にメールにておいてドキュメントをクラウド上へ添付することができ、他のメンバーとは統一されたバージョンのファイルを共有できます。今回のリリースで、従来の添付でもOutlookから直接クラウド上共有することができるようになりました。自分のOneDriveまたはOffice 365 Groupのドキュメントライブラリの一部としてへアップロードすることができ、その後メール受信者に対しての権限設定が可能です。クラウド上へ添付するのはほんの数ステップで出来ます。
従来の添付ファイルは簡単にOutlookからクラウド上のドキュメントとして共有できます。
クラウド上へ添付する機能は、OutlookのウェブアプリとWindowsデスクトップでOffice 365契約されているOutlookでご利用頂けます。 |
モバイル通知を利用して、共有ドキュメントの変更を把握する
我々は通知機能をモバイルデバイス上のWord、ExcelとPowerPointへリリースし、共有しているクラウド上のドキュメントに関連するアクティビティを通知してくれるようにしました。通知はドキュメントを自分がアクセスしていない時に変更された場合に受けることができ、何か行動を起こす必要がある時を教えてくれます。Windowsデスクトップ上にあるアクティビティフィードとも連携しており、より自信を持って共同編集できます。企業向けのお客様は更に他のメンバーがドキュメントを共有した場合も通知を受けられます。個人向けのお客様は編集時にも通知が受けられます。我々は引き続き通知機能を改善し、将来的には共有されたドキュメントに対しより詳細にアクティビティを可視化していきます。
モバイル通知アラート機能で、クラウド上に共有されたドキュメントに対するアラート通知が受けられます。
共有と編集通知機能は、Android版とWindows MobileのOffice Insiderに参加されている方のWord、Excel、PowerPointがご利用頂けます。iOS向けは来月のアップデートでリリース予定です。共有通知機能は、企業向けのお客様に対して全Officeモバイルアプリで全プラットフォームを対象に数か月後にリリースする予定です。 |
「自分と共有」と「最近使ったフォルダ」でより簡単ドキュメントを開いたり、保存が可能に
我々はWord、Excel、PowerPointに「自分と共有」タブを追加しました。OneDriveと同じように、このビューによって、作業中のアプリを離れることなく、他のメンバーから共有されたドキュメントをより簡単に見つけて、開けるようになりました。我々はさらに「最近使ったアイテム」では最近つかったフォルダも追加し、より簡単にファイルを見つけたり、保存先を選択できます。
「自分と共有」タブにより、より簡単にドキュメントを見つけて、開くことができます。
「自分と共有」機能はOffice 365を契約されている、WindowsデスクトップまたはMac版のWord、Excel、PowerPointで利用可能で、iOSとAndroidでも利用できます。Windows Mobileは近日公開予定です。「最近のフォルダ」機能はWindowsデスクトップでOffice 365を契約いただいており、Office Insiderに参加されている方のWord、Excel、PowerPointで利用頂けます。 |
その他Office 365アップデート情報
我々は今月ほかにもいくつかのアップデートをリリースしました。以下のリンクから詳細を確認できます:
- 学習ツールをOffice アプリとOffice Lensで標準搭載
- 教育機関向けのお客様にDesigner、MorphとPowerPoint
Online アップデートをリリース(英語) - Office 365が新たに10か国で提供され、150か国のマーケッで 利用可能に(英語)
Office 365 契約者に向けた今月のアップデートの詳細はこちらから確認頂けます: Office 2016 | Office for Mac | Office Mobile for Windows | Office for iPhone and iPad | Office on Android。Office 365 Home または Personalをご利用の場合は、Office Insiderへサインアップすることで、Office製品の最大の生産性をいち早く得られることができます。法人のお客様でCurrent ChannelまたはDeferred Channelをご利用の場合は、First ReleaseにすることでサポートされたOffice製品の最新版が利用できます。詳細はこちらのサイトでいつ本日の発表内容のアップデートが受けられるか確認できます。
情報元:New to Office 365 in November—new collaboration capabilities and more
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