Office 365 管理センター 2016年12月のアップデート
マイクロソフトは2016年12月22日にOffice 365管理センターをアップデートしたことを発表しました。以下はその発表内容を和訳したものです。
最近のOffice 365管理センターには、新しく発表された、OneDrive for Business管理センターや、Microsoft teamsとGigJamの管理設定と、新しいサービス状況ダッシュボードが含まれます。11月と12月では、管理者が新しいワークロードを有効化できるようにすることに注力し、OneDrive管理と監視体験を強化しました。
最近のアップデートの概要は以下の通りです:
新しいOneDrive for Business 管理センターがファーストリリースのお客様へ向けて提供開始
昨年より、OneDrive for Businessは早いペースで進化してきました。ユーザーとIT管理者に向けてWeb、モバイルを同期させる、新しい機能を提供しました。ユーザー数が増加するにつれて、OneDrive for Businessの設定やポリシーをより管理しやすくしたい要望が増えました。新しいOneDrive管理センターにより、より簡単にかつ効率的にOneDrive for Businessを管理できます。OneDrive管理センターはファーストリリースのお客様に向けての配信が開始され、onedrive.com/admin からプレビュー版をご確認頂けます。
OneDrive 管理センターは2017年の上期で一般提供を開始する予定で、Office 365管理センターからリンクされるようになります。詳細については、こちらの発表をご確認ください。
Microsoft TeamsをOffice 365管理センターから管理する
昨年11月にプレビューがリリースされたMicrosoft Teamsは、Office 365上のチャットベースのワークスペースを提供し、チームがより多くの事を成し遂げられるようにします。Office 365管理者は直接Office 365管理センターからMicrosoft Teamsを有効化し、管理できるようになりました。
サービス&アドインページでは、管理者は新たにMicrosoft Teams のセクションを見つけることができ、ここからプレビュー版のサービスを既定で有効化・無効化することができます。有効化したあと、管理者はMicrosoft Teamsの通知、フィードバック、Botと画面共有の設定を変更できます。
GigJamをOffice 365管理センターから管理
GigJam はネットワークを跨いで、必要な情報だけ必要な人に社内外へ共有することが可能です。プレビュー版のGigJamは現在既定でOffice 365上無効化されています。今回の更新により、GigJamを直接Office 365管理センターのサービスとアドインページから有効化し、GigJamを組織内で試せるようになりました。
新しいサービス正常性ダッシュボードをファーストリリースのお客様へ提供開始
新しいサービス正常性ダッシュボードをファーストリリースのお客様向けに配信を開始しました。これにより、新たなレベルでサービス正常性の状況とより、組織内に沿った内容が管理者へ提供されます。ダッシュボードにより、簡単に関連性のある問題を特定し、クリティカルな問題を2つの分類「インシデント」と「アドバイザリー」に分別することができます。新しいサマリービューでは、最もクリティカルで関連性のある問題が一番上に表示され、影響を受けるユーザー数が表示されるため、より素早く組織へのインパクトを把握できるようになりました。管理者は常にサービスインシデントを把握し、社内へのサポート体験とOffice 365体験の両方を向上させます。
プレビューのお客様からのフィードバックにより、新しいサービス正常性ダッシュボードを改善しました。新しい「評価オプション」によって、各正常性ダッシュボードに投稿された情報の正確性と便利性をフィードバックすることができます。
更に、管理者は履歴ビューへアクセスできるようになり、詳細を表示をクリックすることで、各メッセージを確認することができます。
管理者は履歴を検索することができ、過去30日間のインシデントとアドバイザリーを表示させられます。
新しいダッシュボードは2017年2月にリリースする予定です。
更なるアップデート
これから先数ヶ月間の愛大に、より多くのレポートを追加し、SharePoint・OneDrive for Business・Yammerへアクセスするために利用されている端末を確認できるようにします。更に、Office 365 導入コンテンツパックをPower BIコンテンツパックに作成し、公開APIを提供することで、全てのお客様が利用状況を確認し、社内レポートポータルの様なカスタムアプリケーションへも組み込むことが可能になります。
フィードバックをお送り下さい!
新しい機能を試して頂き、Office 365管理センターの右下にあるリンクからフィードバックをご提供下さい。フィードバックへの返信をお送りしても、びっくりしないでくださいね。我々はお送り頂いた全てのフィードバックを確認し、Office 365管理体験を皆様のご要望に合うようにしています。
注意点:今回の発表された機能はリリースされたばかりなので、ご利用のリージョンでまだ見つからない場合、数週間後にもう一度確認してください!
情報元: What’s new in Office 365 administration—December update
Thanks, great article.