Azure 仮想マシンに新サイズ「Fシリーズ」が登場
Azure 仮想マシンへ新たに10種類のサイズが「Fシリーズ」として追加されました。このシリーズは 2.4 GHz Intel Xeon® E5-2673 v3 (Haswell) プロセッサーが搭載されており、Intel Turbo Boost Technology 2.0により最大で3.1 GHzになります。CPUパフォーマンスは Dv2シリーズと同じで1CPUコア当たり、2GBのメモリですが、より低い単価で提供します。 これにより、新しいFシリーズはコア当たりのACU単価が一番安いシリーズとなります。ACUについての詳細は、こちらをご覧ください。
Fシリーズの仮想マシンはゲームサーバやWebサーバ、バッチ処理に適しています。 コア当たりのメモリやローカルのSSD容量を多く必要としないワークロードにFシリーズは適しています。
Fシリーズサイズ一覧:スタンダードストレージ
サイズ | CPU コア数 | メモリ | ディスク容量 (SSD) | ネットワーク帯域 |
Standard_F1 |
1 |
2 GB |
16 GB |
普通 |
Standard_F2 |
2 |
4 GB |
32 GB |
高速 |
Standard_F4 |
4 |
8 GB |
64 GB |
高速 |
Standard_F8 |
8 |
16 GB |
128 GB |
高速 |
Standard_F16 |
16 |
32 GB |
256 GB |
超高速 |
Fシリーズサイズ一覧:プレミアムストレージ
サイズ | CPU コア数 | メモリ | ディスク容量 (SSD) | プレミアムストレージ
キャッシュサイズ |
ネットワーク帯域 |
Standard_F1s |
1 |
2 GB |
4 GB |
12 GB |
普通 |
Standard_F2s |
2 |
4 GB |
8 GB |
24 GB |
高速 |
Standard_F4s |
4 |
8 GB |
16 GB |
48 GB |
高速 |
Standard_F8s |
8 |
16 GB |
32 GB |
96 GB |
高速 |
Standard_F16s |
16 |
32 GB |
64 GB |
192 GB |
超高速 |
1 GB = 1024バイトの3乗として換算されています。
VMサイズの名称ルール
Fシリーズから採用された、サイズ名称は新しい名称ルールです。このFシリーズと今後発表される仮想マシンサイズでは、シリーズ名の一文字目の後、CPUのコア数を表示します。さらにプレミアムストレージサービスなどの追加の機能は頭文字がつくようになります。今後の仮想マシンサイズで採用されますが、既存の仮想マシンサイズは現状のままとなります。
使用可能な地域
Fシリーズの仮想マシンは以下のリージョンでご使用になれます。
最新の情報は、こちらのリージョン別のAzureサービスサイトをご覧ください。
プレミアムストレージサービスとスタンダードストレージサービスが使用可能なリージョン
- 西日本(Japan West)
- Central US
- East US
- East US 2
- South Central US
- West US
- North Europe
- West Europe
- Southeast Asia
- Central India
- South India
- Canada Central
- Canada East
スタンダードストレージサービスのみ使用可能なリージョン
- 東日本(Japan East)
- North Central US
- East Asia
- Australia East
- Australia Southeast
詳細情報について
Fシリーズとその他の仮想マシンサイズの詳細情報は、こちらの仮想マシンのサイズについてのドキュメントをご覧ください。
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