SQL Server Data Tools (SSDT)の4月度プレビューがリリース
マイクロソフトはSQL Server 2016 RC3の発表と合わせて、SQL Server Data Tools (SSDT)の4月度プレビューをリリースし、4月15日に公式ブログ「SQL Server Blog」のブログ記事から発表しました。
以下はその和訳した内容です:
発表内容
SQL Server Data Tools 開発チームは、最新版のSSDTプレビューが発表できたことを光栄に思ってます。2016年4月度版のSSDTプレビューでは、最新のSQL Server 2016 RC3へ対応し、複数の不具合を修正しました。
最新版はこちらから:
Visual Studio 2015 and Visual Studio 2013向け、SSDT 2016年1月度プレビュー
Visual Studio 2015の最新バージョン番号は14.0.60413.0です。
Visual Studio 2013の最新バージョン番号は12.0.60413.0です。
Download Data-Tier Application Framework April 2016 Preview
The version number for the latest preview is 13.0.3293.1
What’s new in SSDTで新しくなったことは?
SQL Server Database
- 常時暗号化サポート: データベースに常時暗号化した列が含まれている場合でも、SSDTやDacFx からのデータベース参照と編集が可能です。将来的には暗号化された列に対しての列の修正もサポートする予定です。.
- 接続ダイアログとSQLサーバオブジェクトエクスプローラ:複数の修正と改善をしました。
- 高度な接続プロパティが表示されている詳細ページは改修され、複数行ボックスにてフル接続文字列が表示されるようになり、高DPI端末へ対応しました。
- 従来のエラー表示を復活させ、詳細な接続エラーを表示するようにしました。これにより、データベース管理者やCSSが障害解決の為の情報が収集でき、ログインエラーなどの問題発生時により明確なエラーメッセージやスタックトレースが取得できます。
- 最低限の権限のみ付与されているユーザに向けて、接続ダイアログやSQLサーバオブジェクトエクスプローラでのデータベース表示を修正し、セキュリティフォルダなどへの参照についても修正しました。
- Azure SQL データベースのパフォーマンスを向上し、データベースノードを展開し、すべてのデータベースを表示するための速度が速くなりました。
SSDTインストーラー
- アンインストールする際.Netがインストールされてしまう問題を修正しました。
- 高DPI端末使用時のインストーラーのサイズを修正しました。
- 新しいバージョンのSQLサーバがインストールされている場合にSSDTのインストールがブロックされてしまう、バージョン確認機能を排除しました。
- スキーマ比較:Visual Studioで複数のアイテムを選択、選択解除する際の時間が長かった、パフォーマンスの問題を修正しました。
- SQL Server 2016からはx86バージョンが用意されていないため、x86システムでもLocalDB 2014へ対応しました。
開発とデプロイ
- 一時テーブルで、計算型列がサポートされていなかった点を修正しました。
- 「シングルユーザーモードでのデプロイスクリプトの実行」機能をAzure V12で使用する際はサポートされていないため、無効化しました。
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