マイクロソフトは9月7日に、Common Data Modelを利用した、PowerAppsのサンプルアプリを追加したことを発表しました。以下は、その発表内容を和訳したものです。

Power Appsポータルに、新たに2つのCDM(Common Data Model)アプリをサンプルとして追加しました。それらアプリは:

  • ケース(問い合わせ)管理テンプレート (スマートフォン用テンプレート)
  • コンテストへの登録管理テンプレート
    (タブレット用テンプレート)

これらのアプリは、CDMを活用した、日常的なシナリオで利用可能な作成例です。ユーザーはこれらアプリを利用して、複雑なマルチスクリーンナビゲーションや、豊富な可視化機能とPower AppsのCDMプラットフォームが体験できます。これらアプリを利用するには、以下の手順をご覧ください。

ケース(問い合わせ)管理のサンプル[スマートフォン用レイアウト – CDMのCase Management エンティティを利用]

スマートフォン用レイアウトのケース管理サンプルを利用するには:

  • PowerApps Studioへログインします。
  • 「New」を選択します。
  • 「Create an app」の下にある、「App template」にある、「Phone Layout」を以下の通り選択します。

  • テンプレートのセクションで、「Case Management」サンプルアプリを下記のように選択します。
  • データソースで「Choose」をクリックします。これで、Common Data Modelをデータ元に設定し、CDMのCase Managementエンティティとサンプルデータをアプリで利用できるようになります。
  • CDM データベースを選択後、「ok」をクリックします。
  • 「Use」を選択します。

  • ケース管理アプリが作成されると、PowerApps studioへ自動的に誘導され、アプリの構造や、可視化機能、移動コンポーネントやスクリプトがご覧頂けます。

  • 「Run」をクリックすると、アプリが起動され、ケースの内容が確認できます。

コンテスト参加登録 [タブレット用テンプレート – CDM のContactエンティティを利用]

コンテスト参加管理サンプルアプリをタブレット用テンプレートで利用するには:

  • PowerApps Studio へログインします。
  • 「New」をクリックします。
  • 「Create an app」の「App template」にある、「Tablet Layout」を下記のように選択します。

  • テンプレートのセクションから「Contest Registration」サンプルアプリを下記のように選択します。
  • データソースの「Choose」を選択します。これで、Common Data Modelをデータ元に設定し、CDMのContactエンティティとサンプルデータをアプリで利用できるようになります。

  • PowerApps studioから、アプリの構造や、可視化機能、移動コンポーネントやスクリプトがご覧頂けます。

  • 「Run」をクリックすると、アプリが起動され、コンテストの登録内容が確認できます。

情報元: Common Data Model [CDM] sample app templates