Power BIアラートをMicrosoft Flowで

Power BIは直接Microsoft Flowへ接続できるようになり、データアラートが発生した場合に、Power BIのインサイト情報に対して行動がとれるようになりました。データアラート機能は、Power BIの機能として最近リリースされたもので、ダッシュボード上のタイルで特定の閾値に達すると、通知を受ける機能です。例えば、「毎日の出荷数」が10000件以上になった場合にアラートを設定したりすることができます。データアラート機能に関する設定方法は、こちらからご覧ください(独自記事です)

他のサービス同様、Power BIに関しても、Flowを一から作成することが可能です。詳細は、Sirui氏が投稿した、cこちらのブログ投稿をご覧ください。さらに、我々がご用意した、テンプレートを利用いただき、例えばセキュリティグループへメールを送信したり、Slackチャンネルに投稿することができます。テンプレートはすべてこちらからご覧いただけます。

モバイルアプリの改善

我々は引き続きiPhoneとAndroidのMicrosoft Flowアプリのアップデートを行いました。先週、我々は新しい機能として、テンプレートから作成できる機能に加え、Flowを新規作成できるようにしました。さらに、実行時の状況確認のパフォーマンスを改善しました。

他の8つのサービスに対応

Microsoft Flowは現在、標準機能に加え、72種類のサービスに対応しています。11月の上旬に発表した6つのサービスとPower BIに加え、さらに8つのサービスに対してリリースしました。

  • Azure Resource Manager – Azure Resource Manager では、Azureのリソースに対する管理をAPI形式で、できるようになりました。
  • Azure Queues – Azure Queue ストレージは、アプリケーションコンポーネント間でのクラウドメッセージサービスを提供します。Queueストレージはアさらに、非同期タスクへの対応や、プロセスワークフローを管理するためにも利用できます。
  • Chatter – Chatterは企業向けのソーシャルネットワークで、従業員どうしで連絡を取り合ったり、共同作業がリアルタイムで行えます。
  • Disqus – Disqusはウェブコメントやディスカッション用のサービスです。Disqusはコメントをより簡単かつインタラクティブにし、オンライン上でのディスカッションを支援します。
  • Azure Document DB – Azure DocumentDBはNoSQLサービスで、高可用性かつグローバルに配信されているアプリです。DocumentDBアカウントへサインインし、ドキュメントを作成、更新、クエリしたりすることができます。
  • Cognitive Services Face API – Azure Cognitive Services Face APIでは、写真で取られた顔を検出、特定、分析、整理したり、タグ付けすることが可能です。
  • HipChat – HipChatはグループチャット、ビデオチャット、スクリーン共有機能です。企業向けに開発されており、HipChatはチームが愛する機能が豊富に備わっており検索することも可能です。
  • WordPress – WordPress は美しいサイト、ブログ、アプリを作るためのウェブソフトウェアです。

情報元: Create flows triggered by Power BI alerts and eight other new services