この記事は、7月10日にPower BIチームによりリリースされました記事 「Gateways July update – going beyond Power BI」を和訳したものです。

今年の2月に、我々はPower BI用のエンタープライズゲートウェイを発表し、ITが管理できる統一化された接続方法で、オンプレミスデータソースへの接続を可能にしました。その後、我々は初期のリリースから継続的に改善し、複数のデータソースとオンプレミスシステムに対応しました。

我々の業務アプリケーションプラットフォームの一部として、1つのゲートウェイでPower BI、PowerApps、Microsoft Flow、Azure Logic Appsへの接続を可能にし、オンプレミスデータを活用して、ダッシュボードやレポート、アプリケーションやワークフローを作成できるようにしました。

拡張された機能内容を反映させるため、Power BIエンタープライズゲートウェイは今後「オンプレミスデータゲートウェイ(Onpremises data gateway)」と命名されます。 オンプレミスデータゲートウェイはこちらからダウンロード可能です

オンプレミスデータをクラウドへ接続するにはたった1つのゲートウェイをインストールするだけで、複数のクラウドアプリに対応します。

ゲートウェイをインストールすれば、サポートしているアプリはすべて利用可能となり、複数のオンプレミスデータ接続が可能となります。

本日のリリースでは、以下の内容がサポートされています:

オンプレミスデータゲートウェイは既存のPower BIエンタープライズゲートウェイと同等の機能を備え、これからも新たな機能を追加することでIT管理者がより簡単にオンプレミスデータ接続を管理、運営できるようにします。

既存のPower BIゲートウェイユーザーへの影響

既存のオンプレミスデータ接続はPower BIと引き続き接続できます。

オンプレミスデータゲートウェイはPower BIエンタープライズゲートウェイを置き換え、ます。今月のリリースでは、既存のインストール環境に対してオンプレミスデータゲートウェイへアップグレードが可能となっており、PowerApps、Microsoft FlowとAzure Logic Apps(と既存のPower BI)のオンプレミスデータへの接続を可能にします。

パーソナルゲートウェイユーザーへの影響

Power BIパーソナルゲートウェイは引き続き利用可能ですが、Power BIのみオンプレミスデータと接続が可能です。

一つのインストーラーでオンプレミスデータゲートウェイとPower BIパーソナルゲートウェイがインストール可能に

このデータゲートウェイのリリースに伴い、どちらのゲートウェイも同じインストールファイルからインストールできるようにしました。インストール実行中に、どちらのゲートウェイをインストールするか選択できるようになっています。

この変更点において我々は非常にわくわくしており、みなさんの声をお待ちしております。何か質問やフィードバックをお送りいただく場合は、hybridbi@microsoft.com とPower BIコミュニティでご連絡ください。

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