Power Virtual Agents の パブリックプレビュー 機能として、作成キャンバス画面が本日新しくなり、強化されました！

Power Virtual Agentsは、Microsoft Azure Bot Framework Composerの洗練されたプロコード機能と Power Virtual Agents のシンプルなローコードプラットフォームを統合し、プロの開発者と業務の専門家が 同じ Microsoft ボット開発画面を利用して、共同でボットを構築することができます。

プレビューはこちらからアクセスできます。

統合されたボット開発機能

プロの開発者と業務の有識者は、同じスタジオ内で簡単にコラボレーションし、パワフルな会話型ボットを一緒に構築することができます。開発者は Bot Framework Composerの洗練された機能をすでに熟知しており、業務の専門家やフュージョンチームは Power Virtual Agents を使用して、ボットの作成と管理を簡単に行ってきました。これらの機能が1つのパワフルな構築体験に統合され、Power Virtual Agents はプロの開発者と業務の有識者の両方にとって、包括的なボット構築ツールとなりました。

高度な作成画面

複雑なダイアログ管理からローコードな開発まで、開発者にフォーカスした機能を含む豊富で強力な作成機能を搭載しました。ここでは主な機能をいくつか紹介します：

  • インタラクティブなアダプティブカードやマルチメディア返信（画像、動画、クイック返信）のサポートにより、会話をよりリッチにすることが可能
  • ボットが会話を通じて収集したデータの保存、変換、再利用、作業が驚くほど簡単になりました。これはプロの開発者の共通のニーズです。統合されたPower Fx エディタを使用することで、Microsoft Power Platform コネクタを使用してバックエンドのカスタムAPIに接続し、応答を受信して解析し、必要な情報を抽出し、Power Fxを使用して情報を簡単に変換して会話内で使用することができます。例えば、ユーザーに社員IDを尋ね、バックエンドの給与システムに接続してBLOBを返し、それを解析して給与情報を抽出し、ユーザーに提示することが、すべてグラフィカルな操作で可能になりました。
  • ボットがユーザーの意図を曖昧にしたり、フォールバックやエスカレーションのシナリオを処理する方法を細かく制御するなど、一般的な会話動作に対する柔軟性が向上しています。ボットビルダーは、カスタム検証ルール、無効な回答に対する再プロンプトの回数、ユーザーが行き詰まった場合のボットの対応など、ダイアログの動作を制御できるようになりました。
  • イベントの拡張性とコンテクストトリガー（近日公開予定）により、スポットが空いたときや荷物が届いたときなど、イベントにボットが反応できるようになります。

フュージョンチームとコラボレーション

業界全体において、ボットの作成と管理は、業務専門家、開発者、パワーユーザーからなる多分野のチームによって社内で行われるようになってきています。Power Virtual Agents は、直感的なキャンバス内でユーザーが簡単にコラボレーションでき、共同編集のサポートや Office製品のような強力な共同編集とコメント機能を備えているため、ボットと会話体験を共同で構築するチームにとって理想的な会話型AIスタジオと言えます。

ガバナンス、管理とコンプライアンス

Power Virtual Agentsは、Power Platform が提供する強力な管理、ガバナンス、自己管理機能（ボットライフサイクル管理、統合管理センター、ボットとデータを制御するための設定可能なデータ損失防止ポリシー）へのアクセスをボット構築者に提供します。さらに、Power Virtual Agentsは、ユーザーが共通して必要とする数多くのコンプライアンスと規制に関する認証を受けています。

  • 医療保険相互運用性と説明責任に関する法律(HIPAA)と医療情報トラスト同盟(HITRUST)の認定をヘルスケアシナリオのために受けています。
  • 決済シナリオでは、Power Virtual Agents は PCI に準拠し、決済を処理します。
  • その他、System and Organization Controls (SOC)、複数の国際組織規格 (ISO) など、様々なコンプライアンスを提供しています。
  • 対応している認証はこちらからご覧ください。

今から試しましょう

※2022/11/10現在、統合キャンバスからのボット言語は英語のみに対応しています。

1. aka.ms/tryPVA にアクセスし、既存の Power Virtual Agents アカウントにログインするか、無料トライアルにサインアップします（クリックスルー・デモを探索することも可能です）

2. 左のナビゲーションメニューで「作成」タブをクリックします

3. 統一キャンバスを試す（プレビュー）のオプションをクリックし、新しい機能を持つボットを作成します

4.「続行する」を選択すると、新しいプレビューボットの作成が継続されます。準備ができたら、新機能の探索を開始できます。