Microsoft Ignite 2022 キーノートまとめ
Microsoft Ignite 2022 が本日10月12日(米国時間)から開催されました。この投稿ではMicrosoft Corporation の Satya Nadella CEOが発表した、キーノートでの内容をまとめています。
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経済とテクノロジーの観点で、最も歴史的瞬間に遭遇しています。 不透明な環境の中、1つだけ明確なのが、組織はより多くの事をより少ない労力 で行うため (Do more with less) 、デジタルなケーパビリティ(能力)を必要としているのです。より少ない時間・費用・複雑性で、より多くのイノベーション、機動力と耐久性が求められているのです。
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「より多くの事を少ない労力で」はより残業時間を増やしたり、より無理に頑張るということではありません。(そのようなやり方では)持続できません。皆さんが、そして皆さんの組織が現代の限られた状況下の中で実現できる範囲をテクノロジーを活用することで、 最大化させることを意味するのです。
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過去数年間、マイクロソフトはデジタルトランスフォーメーション(デジタル変革)についてお話してきましたが、現在はそこから進み、デジタルインペリティブ(デジタルの必需性)に変わってきています。
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マイクロソフトのクラウドは、最高の製品群とソリューションスイートを提供し、それ(デジタルインペリティブ)に応えます。
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今回の Microsoft Ignite では、それら(マイクロソフトクラウド)の5つの方向性についてご紹介します。
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データドリブンになり、 Azure で最適化
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コンピュート(Compute)
まずはインフラストラクチャーのレイヤーからお話し、どのようにしてAzureで機動性を上げて、最適化できるかをお話します。クラウドへ移行することでITは需要に対して素早く対応することが可能になります。
クラウドへ移行することで、コスト削減が可能なことはデータでも示されています。
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Azure が唯一すべてのシナリオに対応し、大企業でもスタートアップでも使えます。
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60以上のデータセンターの地域を保有し、281,000キロ以上の長さの光ファイバー網によって構成されていますが、そこで終わりません。Azure の力をどこでも提供できるようにしたいのです。
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Azure Arc はそのために存在します。Azure Arc は Azure を拡張させ、オンプレミスでも、エッジでもマルチクラウド環境下でもAzure が実行できるようになるのです。
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Azure Kubernetes を Azure Arc 上でコンテナ化したアプリをAzure Stack HCI、Windows Server、Windows デバイス、Windows IoT でも統一されてエクスペリエンスを提供します。そして、これから更に多くのプラットフォーム上でAKSを実行できるようにしていきます。
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さらに、皆さんにボトムアップでインフラを一新できるようにするために、コンピュートのエクスペリエンスもアップデートしていきます。Armベースのプロセッサとしては最も高い動作周波数を誇る、Ampere Altra を搭載した Azure 仮想マシンを一般公開し、パフォーマンスを劣化させることなく、コストを抑え、消費電力も削減できました。
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一般利用向けのBLOBストレージ に新しいプレミアムSSDv2ディスクストレージが加わり、SAPなどの高IOPSやスループットが必要とされるハイパフォーマンスが求められる用途で活用できます。SQLサーバなどで大容量な場合且つ素早い処理速度が求められる場合などにも利用できます。
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新しく発表したElastic SANでは、業界初のネイティブなフルマネージドなストレージエリアネットワークサービスを提供し、既存のアプリケーションアーキテクチャを大きく変更することなく、現在のSANをクラウド上へ移行することが可能となったのです。
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Azure は世界で唯一、 高度に規制された業界で必要とされる機密性の高いアプリケーションを実行できるクラウドです。
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Azure confidential computing によって、ゼロトラスト環境下で、Azureそのものすらもアクセスさせない構成を構築することができます。
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これらの仮想マシンはAMDやIntel社のConfidential CPUとNvidia社のConfidential GPUによって実現しています。
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そして今後もAzure confidential computing の製品群を増やしていき、Confidential ノードのプールをAKS上で構築することでシームレスなLinux環境の移行を可能にし、Confidential VM上でAzure Virtual Desktop や SQL Server も実行できます。
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新しく発表するAzure Managed Confidential Consortium Framework によって、開発者は機密性の高い、マルチパーティーのアプリケーションを開発、展開、管理することができます。
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CALSTONE社は世界中のファンド取引情報をこのオープンソースなフレームワークを活用して、新しい投資モデルを開発しています。
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世界中の様々な業界の企業が、Azure confidential computing を活用しています。
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データ
Microsoft Intelligent Data Platform では、完全なデータファブリックを提供し、オペレーショナルなデータベースから分析基盤、データガバナンスまで包括的に提供することで、皆さんはより少ない時間を連携に費やし、データの管理に集中できるのです。
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我々が提供するクラウドデータ分析プラットフォームは他社に比べ最大59%コストを抑えることができます。
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そして今回、オペレーショナルなデータベースに関して、Azure Cosmos DB は分散型リレーショナルデータベースとしてPostgreSQLをサポートします。これにNoSQLのハイパフォーマンスの良さと、リレーショナルデータベースの操作性の両方が合わさります。
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分析においてはAzure Synapse があり、Azure Synapse Link はSQL、Cosmos DB や Dataverse へのネイティブな接続を用意しています。そしてパートナーとの提携により、さらに多くのデータソースをLinkから接続できるようにしています。
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そしてAzure Synapse Data Explorerを活用することで、ニアリアルタイムで流れてくるストリーミングデータを瞬時に閲覧・分析することが可能なのです。
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データガバナンスにおいては Microsoft Purview がすでにお話したオペレーショナルデータベースや分析基盤を包括的に保護します。
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自動化とAIでより効率化
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より多くを成し遂げるためには、AIが増倍させます。AIはアプリがどのように見えるか、アプリ開発の言語、どのように展開させるかも変えてしまいます。マイクロソフトは責任もって、皆さんがAIを活用できるようにしていきます。次世代のスーパーコンピューターはAzure上で動作し、マイクロソフトやOpenAIやMeta社が最もパワフルなAIモデルを構築しています。
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Azure は GPU毎のおよそ2倍のスループットを提供し、世界最高峰のネットワーキングとシステム最適化によって実現しています。
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モデルの推論においては、Azure はおよそ半分のコストで実行できるのです。
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そしてAzure Machine Learning は機械学習のライフサイクルを実現するための最適なツール群を提供し、データの準備からモデル管理まで、包括的に提供し、データサイエンティストは大規模にスケールした環境で、これらのライフサイクルを実施できるのです。
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今回のIgnite では Azure Container for PyTorch を提供し、最新のPyTorchのバージョンを搭載し、モデルの構築や推論の実行はAzureで行えるように最適化されています。
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マイクロソフトや、パートナーも様々な最高峰のAIモデルをAzure上で構築しています。
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DALL-E(画像生成モデル) は Azure OpenAI Service の一部として提供し、お客様が自身が商業用途でこのAIモデルを活用できるようにすることを本日発表しました。
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実際にすでに採用しているところもあります。ドイツ最大規模のメディア会社では、オーディオブックやポッドキャスト視聴者のためのパーソナライズされた画像をサブスクリプションの一部のサービスとして提供してます。
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OpenAI社が改良している最新のCODEX AIモデル(自動プログラミングモデル)では、自動的にコーディングミスから瞬時に学習し、AIモデル自ら修正し、自動的に生成したコードを改善するのです。
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これらのAIモデルは、マイクロソフトの様々なサービスに活用していきます。本日アナウンスした新しいサービスが、Microsoft Designerです。これは先ほど話したAIモデルにより、自動で新しいデザインを生成してくれるサービスです。
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このサービスは、欲しい画像の文書を一行書くだけで、パーソナライズされたデザインを提案してくれるのです。
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更にこれを実現するために活用しているDALL-E 2 のAIモデルを BingやEdgeにも搭載していきます。将来的には皆さんの検索した言葉で、Bing/Edgeから既存の画像を検索するだけでなく、自動生成された画像を選ぶことも可能になっていきます。これらのAIモデルは更にDynamics 365 の案件管理などにも搭載し、新しい営業の機会特定にも活用できるようになりました。
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クラウドデベロッパープラットフォームでイノベーションを開花
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先ほどお話したAIモデルはGithub Copilot にも搭載しており、書き始めたコードを自動的に予測し生成させたり、機能を丸ごと自動コーディングしたりすることも可能なのです。AIによって支援されることでソフトウェア開発は根本的に変わり、より素早く、より正確にコーディングし、より良いソフトウェアを開発できるのです。
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これだけでは終わりません。Github Copilot Labs により、書いたコードをハイライトし、ボタンをクリックするだけでそのコードが何を実現するのか英語で解説してくれるのです。
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開発言語翻訳機能を活用することで、別の開発言語へ変換することもできます。
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素晴らしいアプリケーションを開発することは、もはやすべての従業員が行うことになりつつあります。2025年までには実に70%の新しいアプリケーションが、ローコードまたはノーコードツールを活用して、構築されたものになると予測されています。
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そしてローコードを更にノーコードにするためにAIを活用しています。先ほどお話たCopilotのコンセプトを、Power Platform にも持ってきています。
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Power Apps Express Design は手書きで書いたデザインのアプリを数秒で実際に動くアプリケーションへ変換することができます。
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さらに説明文を書くだけで、Power Apps 上で関数を生成してくれます。
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今回さらに自然言語を Power Automate のクラウドフローにも搭載しました。
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作りたいフローを記述するだけで、自動的にクラウドフローを提案してくれます。皆さんはデザインを最終化して、コネクタを設定するだけで完結します。今まで以上に簡単に高度なワークフローや自動化が可能になりました。
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組織でこれらを作成する人は、データサイエンティストだけにとどめることはできません。すべての人をエンパワーさせることが重要なのです。開発者や、業務専門家を考え、AIがビジネス価値を提供するには、全員の協力が必要なのです。
それの答えが AI Builder です。簡単にAIをアプリや業務フローに搭載させることができます。
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感情分析や請求書抽出などのAIモデルを選択でき、カスタムモデルも作成できます。
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今回、AIモデルのフィードバックループや新しいAIモデルの機能など、様々なAI Builder の強化を図りました。
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本日発表する、Microsoft Syntex はAI Builder とPower Automate を組み合わせて、大規模なコンテンツのタグ付けを可能にします。
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Microsoft Syntexは自動分類や概要化、翻訳に加え、コンテンツの組み合わせなどにも対応し、Microsoft 365 と Microsoft Teams にも組み込まれます。
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複数のPDFを選択し、別の言語へ一括翻訳させたりすることができ、Microsoft Syntexは瞬時に翻訳してくれます。
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ドキュメントを開き、サマリーボタンを押すと、自動でその文書を概要化してくれます。
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組織の仕事環境をMicrosoft 365 で再活性化
仕事の仕方が一生に一度のレベルで変わりました。2019年に戻ることはできません。過去数年間で学んだことを生かし、新しい手法を取る必要があります。
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調査結果では、従業員は生産性が向上したと報告しているものの、管理職は生産性の信ぴょう性を疑っています。
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人々がオフィスへ出社する理由は他の人々に会うためで、出社ルールに従うためではないのです。
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経営層は常に従業員に新しい学びを提供する機会をつくらなければ、人材を失うリスクを伴います。
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これらを行うためには新しいソーシャルで、 継続的学習が可能なシステムが必要なのです。組織のゴールや戦略に沿う環境を整える必要があります。これらの答えがMicrosoft 365、Microsoft VivaとMicrosoft Teamsです。
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Microsoft 365
Microsoft 365 はデジタルにお互いに繋がり、分散した仕事環境でも仕事ができるようにします。お客様は他社製品を組み合わせて利用するよりも60%以上コスト削減につながると言っています。
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Microsoft 365 は従来の皆さんがよくご存じの Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどに加え、Clipchamp、Stream、Designerなどの新しい製品も含まれます。
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これらはMicrosoft Graph上で構築されており、人、人と人のつながり、ミーティング、イベント、文書をすべて連携されたシステムとしてつながっています。
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パーソナライズされた提案を行い、すべてのアプリ・サービス、第三者アプリにも直接アクセスできます。
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Microsoft Teams
いまや仕事は同期・非同期的に、同じ場所で、違う場所で行う必要があり、過去はこれらの1つや2つだけで仕事できていましたが、現在はすべての可能性を網羅する必要があります。
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過去1年でMicrosoft Teamsには450種類以上の新機能を追加しました。
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今回のIgnite ではより良いミーティングを行うだけでなく、ミーティングそのもの概念を変えるものを発表します。その1つがMicrosoft Teams Premium です。
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高度な保護機能を搭載し、機密性の高い会議を保護し、必要以上に共有されないようにできるのです。
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さらに、Intelligent recap for Microsoft Teams meetingsを発表します。
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この機能は、会議中に会話した内容をまとめ、必要なアクションを会話の中から自動中抽出し、タスクとして人に割り当ててもくれるのです。これによりすべての会議へ参加する必要がなくなります。
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Microsoft Teamsはアプリプラットフォームでもあり、あらゆるアプリを実行することができます。モバイルがアプリの概念を変えたのと同じように、Teamsのアプリはコラボレーションによる仕事の仕方を変えたのです。
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コラボレーションアプリは、従来のように仕事をするためにユーザーが画面を移動するのではなく、ユーザーが居るところに、アプリがやってくるのです。現在Teams には1600以上の第三者開発アプリがTeams アプリストアに公開されています。10万社以上の組織が独自のアプリを社内へ展開しています。
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3M社はポストイットに書いた付箋の写真を撮ることで、自動で付箋をアプリが認識し、デジタルなホワイトボードへその内容を移してくれます。
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SAPはS/4 HANA クラウドへ、データを直接書き込みに行けるTeamsアプリを開発しました。Adaptiveカードを基に作成したループコンポーネントを活用して開発しているため、データはSAP、Outlook 、Teams でも常に最新の状態になっています。Adaptiveカードによるループコンポーネントは来年一般公開の予定です。
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Power Platform と Teams の組み合わせにより、誰でも共同で仕事をするアプリ(コラボレーションアプリ)が簡単に作れるようになります。アメリカン航空はコラボレーションアプリを作成し、グランドスタッフと搭乗クルーが密に連携することでフライトの出発までの時間を短縮させることに成功しました。
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アメリカン航空は世界最大の航空会社で、DFW(ダラスフォートワース国際空港)単体でも一日あたり700~900のフライトが離発着しています。
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ゲートのエージェント、フライトアテンダント、パイロット、そのほかフライトを裏方でサポートしているクルーメンバー一同が、時間通りに皆さんを目的地へお届けできるようにしています。
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コラボレーションを瞬時に行えることが、成功のカギとなります。(フライトは)ミュージカルの監督を行うように、それを更に難しくなっているのです。
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我々が作成したアプリは、複数の業務部門のグループが活用できるアプリケーションでしたが、様々な問題があり、より早く、よりコストを抑え、より良いアプリケーションが必要とされていました。Connect Meはマイクロサービスツールで、Microsoft Teams と Power Platform を組み合わせています。新しくなったこのプラットフォームにより、コストは75%削減することができました。
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フライトの出発20時間前に、自動でTeams のチャネルを作成し、そのフライトに関わる従業員全員が追加されます。
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例えば乗り継ぎの時間が短いお客様がいた場合には、グランドスタッフが事前にゲートクルーからTeamsで連絡を受けて、どの荷物を優先するべきかなどの連絡が可能になるのです。 デジタル変革が必要だった我々には、Microsoft Teams とPower Apps の組み合わせは完璧だったのです。
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生産性の向上は、我々(マイクロソフト)にとって、勤務地も含まれます。Microsoft Teams Room によって、様々なデバイスの構成を部屋に設定し、皆さんがどこからでもミーティングに参加し、コラボレーションを図れるようにします。
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その中で、今回 Ciscoも Microsoft Teams 認定 デバイスパートナーに加わりました。 認定された Teams Room デバイスは、複数の製品ポートフォリオに渡り、今後更に拡充されていく予定です。
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マイクロソフトにとって「空間」はメタバースの世界も含まれ、デジタルな世界と物理的な世界を組み合わせます。我々が開発したソフトウェアはどのようなデバイスにも対応できるように意識しています。今回、Microsoft Teams のイマーシブ(没入型の体験ができる)ミーティング を Meta Quest でも行えるようになることを発表しました。これにより皆さんはVRの世界でつながり、共有することが可能になったのです。
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そして今回、メッシュアバターをMicrosoft Teams 上で作れるプライベートプレビューを発表しました。
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これによりユーザーの皆さんは自分のアバターを作成することができ、カメラを有効化することなく、ミーティングに参加することができるようになります。
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現在、経営層は保有しているオフィスをどのように活用すればいいかの情報を不足しており、従業員はなぜ物理的に出社しなければならないのかの真の意味を持たずに出社しなければなりません。そこで我々は新しいコネクテッドワークプレイスソリューションとして、Microsoft Places を発表します。皆さんが持っている「空間」を「場所」に変えたいのです。
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「空間」が「場所」に変わる瞬間は、人々が(それらの空間に)意味・目的を持たせて初めて場所になるのです。 例えば、Outlook のカレンダーは、「いつ」人がミーティングでコラボレーションを図るか、という意味を持たせています。 Microsoft Places はそれと同じような意味を「どこに」に対して答えます。
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皆さんは行くためにミーティングへ参加するのではなく、目的と意味を持って、ミーティングへ参加するのです。この機能は、同僚がいつオフィスに出社するかなどを可視化したり、適切な場所の予約を自動で行います。そして経営層にはどのように空間を場所に変えるかの提案をしてくれます。
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ハイブリッドスケジュール機能により、どこで仕事を行うかのコーディネーションを行います。
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会議室予約機能
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エネルギー消費の洞察
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Microsoft Viva
仕事がどこでもいつでも起きるにつれて、従業員体験もそれに合わせて変化していく必要があります。Microsoft Viva はハイブリッドワークにおける包括的体験を提供するプラットフォームです。人々やチームに成長・洞察・繋がり・目的をもたらします。
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先月新しく発表したのが、ゴールをすべての従業員に提供でき、組織を跨いでOKRや、進捗を追跡しやすくしました。これにより会社が全体で同じゴールに向かえるのです。
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Viva はさらに専門性に特化できるようにし、役割別のソリューションも提供しています。例えばつい最近発表したのがViva Salesです。
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これにより営業担当者はCRMのデータを直接お客様とのインタラクションをTeams や Outlook からアクセスできます。今後もより多くの業務に特化したソリューションを提供していきます。
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Microsoft Edge と Windows
Viva や Teams を現代の「場所」に今回提供したように、更に2つお話したい内容があります。それが Microsoft Edge と Windows です。
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今回、Edge Workspaces を発表します。これは、同じタブのグループを同僚やチームと共有することができ、全員が同じページを閲覧することができるようになる機能です。
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従来のようにリンクをメールで共有するのではなく、まるでゲームのマルチプレイヤー機能がブラウザが来たかのように、複数のタブをグループとして閲覧できるのです。
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Windows においてはハイブリッドワークに適応するために根本的にデザインを見直しています。Windows 11 は次世代の仕事の仕方を今日提供しています。
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そして今朝(10月13日)に発表した新しいパソコンに合わせ、Windows の仮想化の選択肢も広がりました。 皆さんの仕事の仕方と合わせて、Windows は今後も進化していきます。
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セキュアな環境には、クラウド上で構築された機能が必要不可欠です。 フィッシング保護機能により疑わしいリンクに問題があるかどうかを判断することができ、Windows Enterprise と Intune の組み合わせにより、エンドポイントをより脅威から守ることができます。
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Windows 365 により、Windows の力とAzureの力が合わさった形で提供されます。この分散化した環境下で、Windows 365 はそれにこたえる形のSaaS型サービスなのです。
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Windows 11 のタスクバーやスタートメニューから瞬時にWindows 365 のクラウドPCへアクセスすることができ、
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更に今回 Windows 365 の政府(US政府)版を提供し、今後、フロントラインやシフト従業員向けに、マルチユーザー環境下でも利用できるWindows 365 for shift workを提供する予定です。
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保護をどこでも、誰にでも、何にでも
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脅威が加速化するにつれ、セキュリティはどの組織においても最も重要な課題となっています。様々な接続やデバイス、クラウドへのデプロイなどもあり、すべてに対して保護を行うことは複雑で、コストも高くなりやすいです。より組織が俊敏に動くにつれて、セキュリティの対策も大変になり、より多くの接続やデバイスが増えるにつれて、攻撃者はより攻撃に成功しやすくもなります。
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従来、お客様は様々な分断したセキュリティ製品群を導入する必要があり、必ずしも連携されているわけではないため、抜け道が発生しやすくなっていました。我々が提供するセキュリティ製品群は包括的に提供するソリューションです。
Microsoft Entra は新しくポートフォリオに追加したもので、アイデンティティとアクセスのためのサービスです。 Microsoft Purview はすでに(このセッションで話した通り)コンプライアンスとデータガバナンスの未来を提供します。 Microsoft Priva はプライバシーの保護のお手伝いをします。Intune はエンドポイントを守り、管理もできます。包括的なサービスを利用することで、抜け穴なく、すべての観点から守ります。
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お客様はMicrosoft Security は他社に比べ平均で約60%のコスト削減に成功しています。我々の製品はトップ3のクラウドプラットフォームを保護する唯一のクラウドプロバイダーで、我々は皆さんを保護するために投資しています。
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本日 Defender for Cloud という新しいイノベーションを発表しました。
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クラウドセキュリティ態勢管理の機能を拡張し、最もクリティカルなクラウドセキュリティの推奨内容を提案します。
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Defender for DevOps では、DevOps の環境を包括的に保護し、複数の環境下であっても保護されます。
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Microsoft Defender には、自動的な攻撃防御を搭載しました。
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これに万が一攻撃にあった場合に、ランサムウェアがデータを暗号化することを回避しようとし、更なる被害が拡散することを防いでくれます。
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そして Microsoft Entra には新しいアイデンティティのガバナンス機能を追加し、オンプレミス・クラウドにおけるデジタルアイデンティティを保護し、適切な人が適切な場所で、適切なリソースに正しい時間内でアクセスできるようにします。
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最後にまとめるにあたって、今日序盤でお話したことをもう一度お話します。これら(5つ)は組織にとってのデジタルな必需性なのです。そして今日お話した内容は、Ignite で発表されるほんの一部の内容なのです。
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我々は今回マイクロソフトクラウドにおいて100以上のアップデートを提供し、組織がより多くをより少ない労力で実現することを支援します。
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最終的には、これらのプラットフォームとツールによって皆さんが得られた結果、そしてどのように皆さんの組織、業界、世界を変革できたかが重要なのです。
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非営利団体は、その可能性を表す素晴らしい例です。彼らは最も課題となっている問題に取り組む最前線にいます。我々はテクノロジーを通じて彼らを支援できることにコミットしています。ここから先5年間、我々はさらにその支援を倍増させます。
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