Power BIのインフォグラフィックデザイナーを利用して、素早く情報を可視化する
マイクロソフトは2016年10月26日にPower BI Desktop向けの新たな可視化パーツの一つとして、インフォグラフィックデザイナー(infographic designer)をリリースしました。以下はその発表内容を和訳したものです。
データと組み合わせて、ストーリーを語ろうとお考えですか?または、特定のテーマに沿ったチャートやレポートを利用したいと思いませんか?新しい、インフォグラフィックデザイナー(infographic designer)カスタム可視化パーツを利用することで、これらを実現することが可能です!こちらのカスタムビジュアルギャラリーからご覧頂けます。
インフォグラフィックデザイナーカスタム可視化パーツでは、特定のリスト、バーチャート、カラムチャートで特定の形、色、レイアウトなどが指定でき、データにおいてのストーリー性を引き立たせます。カスタムの形やイメージをデータと組み合わせることができ、精密なレイアウト管理をすることで、非常に用途に沿った可視化パーツや、ピクトグラムが作成できます。以下がインフォグラフィックデザイナーから作成できる例です。
製品販売額をピクトグラムで表していたり・・・
カスタム可視化パーツでランキングを作成したり – ここでは、様々な発着時点別での航空会社の正常運行ランキングがインタラクティブなレポートとして利用されています・・・
または地域別のワインの消費量等・・・
インフォグラフィックデザイナーのカスタム可視化パーツでは、これらがすべて実現できます。
ストーリーに合わせたチャート作成
インフォグラフィックデザイナーカスタム可視化パーツは様々なレイアウトとグラフィックのカスタマイズオプションを用意しており、データを情報へと変換してくれます。編集モードでは、バーやカラムチャートで利用する図形を変更したり、新たな図形のレイヤーやテキストを追加したり、色とレイアウトも変更できます。
既定で様々なグラフィックが用意されており、必要なグラフィックが見つからない場合は、自分のグラフィックをアップロードすることも出来ます。
図形は特定の値に合わせて設定することも可能です。
割合を表示させる方法として、単一の図に色で塗りつぶすか、タイル表示させることも可能です。
一番良いのが、複数の形やテキストをレイヤーに追加し、データへ関連付けすることができるので、チャートの表示を単純なものから、説得力のあるレポートへと変身させられます。
みなさんがPower BIとインフォグラフィックデザイナーでどのようなものを作成されるか楽しみです!
情報元: Quickly create infographics with the infographic designer custom visual for Power BI
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