マイクロソフトは、Microsoft Flowの9月度アップデートとして、Dynamics AX Onlineへも対応しました。以下は、その発表内容を和訳したものです。

今月、我々は既にMicrosoft Flowをどなたでもサインアップ可能にし、開発者向けにはMicrosoft Flowテンプレートをウェブサイトへ埋め込んだり、Microsoft FlowをHTTPエンドポイントとして利用できるようにしました。9月末までには、更に多くの新機能を追加する予定です。

Microsoft Graph People ピッカー

次のリリースでは、より簡単にメール送信アクションを設定できるようになります。新しいMicrosoft Graph 人物ピッカーは、Microsoft FlowのUIと連携され、正しいメールアドレスを選択できるようにしてくれます。この新機能により、同僚のメールアドレスをミス入力してしまうといったミスを防いでくれます。

Mircosoft Dynamics AX へ対応

Microsoft Flow は既にDynamics CRM Onlineと連携しますが、本日のアップデートにより、Dynamics AX Onlineへも対応しました。これにより業務データによるレコードの作成やクエリ結果をもとにFlow内でアクションを取ることが可能になりました。「Dynamics AX」と検索することで、ご自身で確認頂けます:

更にDynamics CRMで機能強化しており、レコードを削除した場合でもFlowをトリガーすることができるようになりました。

パートナー会社から新たに2つのサービスが追加

AppFiguresというアプリは、モバイルアプリ開発者向けのレポーティングプラットフォームです。開発したモバイルアプリと連動して、イベントをトリガーさせることができます(例えば、新しいアプリレビューが発生した場合など)

更に、製品をリストアップするアクションも用意されています。AppFigures についての詳細はこちらからご覧ください

InsightlyはCRMとプロジェクトマネージメントツールで、これらのFlowも近日公開予定です。Insightlyについてはこちらをご覧ください

情報元: https://flow.microsoft.com/ja-jp/blog/more-september-updates/