Dynamics CRM 2016 Online Update 1でリリースされたプロジェクトサービスの概要
プロジェクトサービス
Dynamics CRM 2016 Online Update 1では新しいサービス「プロジェクトサービス」が追加されました。
プロジェクトサービス機能では、販売からデリバリーまでの「End to End」ソリューションを提供し、予算内で時間通りでのプロジェクト導入を支援します。
プロジェクトサービスでは:
- リソースの割り当て、予測、見積もり、契約管理ができ
- チーム内でのコラボレーションを可能にし
-
リアルタイムでの消費時間、経費、進捗状況を把握することにより、正確な請求が行えます。
新しいナビゲーションインターフェイス
プロジェクトサービス用のナビゲーションや専用のダッシュボードが用意されました。
プロジェクトリストからプロジェクトを選択でき、概要で状況が把握できます。
プロジェクトはステップごとに入力項目が設定されているため、プロジェクトマネージャーは簡単に必要な情報が記入できます。
プロジェクトベースの契約
プロジェクト契約機能では、見積や受注情報を財務予測、人日単価の設定や時間、固定単価などの情報と関連付けることことが可能です。契約機能では、利益率などの情報を指数化できます。
プロジェクト計画
視覚化されたプロジェクト計画と予測機能では、自動タスクスケジュール機能や、消費時間と必要経費などの販売・原価情報が確認できます。予測結果は見積やプロジェクト契約で使用可能です。
プロジェクトガントチャートの作成や、リソースのアサイン、クリティカルパスの作成も可能となりました。
リソース管理
リソース情報には、プロジェクト参加者のスキルなどの情報を登録します。保持しているスキルと、空き時間をもとにフィルターをかけて参照したり、人材を適切なプロジェクトへ割り当てたりすることができます。リソースの使用状況や予測も追跡可能です。
時間と経費
チームメンバーは、モバイルアプリやウェブを経由して複数のプロジェクトの活動時間や経費を登録できます。 マネージャーは新しい登録情報を承認し、登録された情報の財務的影響が把握できます。
プロジェクト請求
プロジェクト請求では、契約条件や、承認された作業と経費を管理します。プロジェクトの作業内容、費用、未請求の売上や請求情報は会計システムとの連携のために保持できます。
これからもプロジェクトサービスに関連する記事を投稿していきます。
リソースの登録方法の詳細は、こちらをご覧ください。
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