Microsoft Dynamics AXの原価管理データをPower BIで分析しよう
この記事は、Power BI 公式ブログ記事、「Analyze your Microsoft Dynamics AX data with Power BI」を一部抜粋、翻訳しています。
Microsoft Dynamics AX は、統合型基幹業務パッケージ(ERP)ソリューションの一つで、ビジネスのスピードをより速くします。PowerBI向けにリリースされているDynamics AXコンテンツパックでは、原価管理や財務状況、リテール業向けが用意されており、CEOやCOO等の方に向けられています。
この投稿では、Power BIコンテンツパックを使用することにより、どのようにDynamics AXの原価管理データを分析することができるかを説明します。Dynamics AXコンテンツパック for Power BIの詳細は、こちらのヘルプページ(英語)をご覧ください。
コンテンツパックへ接続するには、Dynamics AXへサインインするためのURLを入力するだけです。現在、Dynamics AXの最新版のみに対応しています。接続できたら、Power BIは自動でダッシュボード、レポートやデータセットをDynamics AXのデータを基に作成します。
コンテンツパックに含まれた、プリセットで用意されているダッシュボードでは、原価管理の概要が閲覧できるようになっています。どれかのタイルをクリックすると、レポートページへアクセスでき、詳細情報が確認できます。例えば、「Inventory ending balance」(期末在庫残高)をクリックすると、在庫の概要レポートへアクセスできます。
以下のレポートでは、現在の在庫状況の概要が確認でき、精度、変動量等が閲覧できます。レポートの上にカーソルを動かすと、さらに詳細が表示されます。クリックすれば、そのクリックしたものをフィルター条件として、全表示に反映され、ドリルダウンすることが可能です。
「レポートを編集」へクリックすれば、どのページの視覚効果も変更できます。画面右側には、Dynamics AXのコンテンツパックからアクセスできる、すべてのテーブルや項目が表示されています。
「ピン」アイコンをクリックすれば、ダッシュボードへそのピンしたレポートを追加できます。これにより、複数のデータ元があった場合でも、すべての情報がまとめられ、表示内容をカスタマイズできます。
Dynamics AX 原価管理コンテンツパックは、キャッシュされたデータを表示しています。初回のデータインポート以降は、Power BIダッシュボードとレポートが自動で日々更新し、最新のDynamics AXのキャッシュを取得します。Dynamics AX 原価管理コンテンツパックfor Power BIで、より多くのデータ分析を試してみてください。
情報元: https://powerbi.microsoft.com/en-us/blog/analyze-your-microsoft-dynamics-ax-data-with-power-bi/
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