Power Automate Desktop (デスクトップフロー)の設定が今までよりも簡単になりました。従来、Power Automate Desktop をPower Automate のクラウドフローと連携させる場合はオンプレミスデータゲートウェイのインストールと設定が必要でした。今回のアップデートにより、Power Automate Desktop はゲートウェイをインストールすることなく、クラウドフローとデスクトップフローを連携させることが可能となりました。また、今回の変更に合わせて新たなマシン管理機能を搭載させたことで、RPAをさらにスケール化させることができます。本日より、プレビュー機能としてお試しいただけます。

新機能の仕組み

デスクトップをクラウドへ接続させることにより、RPAの真の凄さ/自動化を実現することができ、様々な方法で自動化を開始させたり、無人で実行させることなどが可能です。従来、これはオンプレミスデータゲートウェイがPower Automate のクラウドとデバイスを安全な接続を構築する役割を担ってました。

また、多くのお客様からのフィードバックを基に、より豊富な管理機能を求められていると理解し、どのようにパソコンやサーバが利用されているのかの要望や、「マシングループ」によるスケール機能や管理機能が求められていました。

今回の変更はインストール手順への影響はありません。今までと同じようにインストールするだけで新機能が使えます。Power Automate Desktop のインストールを終え、ログインをすると、自動的にクラウド上に登録されます。

デスクトップが正常に登録されると、「マシン」として登録され、Power Automate Desktop から直接設定を閲覧・編集することができます。これによりマシンとクラウド上の環境との安全な接続が確立されます。

管理者はさらに誰がマシンを登録できるかを制御し、さらに細かな権限設定や役割を割り当てることができます。

2020年12月にリリースした監視機能を拡張し、デスクトップフローはさらにマシン管理機能として強化されました。ここでは登録したマシンの一覧や、だれがそれらのマシンにアクセスできるかを確認できます。さらに、実行キューにおいては既存のゲートウェイで動作しているものも確認できます。

マシングループで自動化をスケールさせる

ゲートウェイの機能で提供されていたゲートウェイクラスター機能のように、マシンに関してもマシングループを設定することができます。マシングループは自動化をスケールさせる上での重要な機能です。

今までも共有などで利用したような操作感でマシンやマシングループの管理が行えます。マシンやマシングループは以前に配信した高度な負荷分散処理や実行キューの仕組みをそのまま採用しています。

マシンを接続するには、既存のデスクトップフローのコネクタを利用します。新たに追加された設定項目として、どの接続を利用するのか(直接マシンへ接続するのか、ゲートウェイを経由するのか)を選択でき、マシンを選択し、サインインするだけです。

さらに強化された監視機能

ユーザーはデスクトップフローの実行画面から、さらにマシンに関する情報を得ることができ、特定のマシンまたはマシングループにフィルターして、実行状況を確認できます。

詳細はこちらのDocsをご覧ください: マシンの管理

今回ご紹介した機能は、最新のインストーラーをダウンロードすると利用できます。バージョンは2.8.73.21119以上であれば、最新です!