Azure App Serviceを使用すると、ウェブサイトを簡単に作成することが可能です。

今ご覧いただいているこのサイトも実はAzure App Serviceで構築されたサイトなんです！

今回は、Azure App Serviceで提供されているCMS（コンテンツマネージメントシステム）のWordPressを使って、ウェブサイトの構築方法をご紹介します。

構築手順

新規から、「Web＋モバイル」をクリックし、「wordpress」で検索します。

検索すると、「Wordpress Japanese Package」が表示されるので、クリックします。


英語の説明が出てきますが、「作成」をクリックします。

「App Name」でサイトのアドレスを指定します。必ず、xxxxxxx.azurewebsites.netのサブドメインとして登録されます。


次に、「App Service plan/Location」でサーバの場所、プランを選択します。

ここでは、F1（無料プラン）を選んでいますが、お好きなプランを選んでください。

カスタムドメインを使用する場合は、F1は選択できません。


WordPressではMySQLデータベースを使用して、設定情報等を格納しています。

そのため、AzureでもMySQLデータベースを合わせてデプロイ（構築）します。

ここでは、一番小さいデータベースサイズのプラン「Mercury」（無料）プランを選びます。

設定を終えたら「作成」をクリックします。


デプロイ（構築）が開始されます。


デプロイ（構築）が完了すると設定画面が表示されます。


「Browse」をクリックすると、構築したサイトへアクセスします。


初めてアクセスすると、Wordpressの設定画面が表示されます。

サイトのタイトルを入力し、管理者権限を持つユーザー名とパスワードを新規で設定します。

入力をすべて終えたら、「WordPressをインストール」をクリックします。


数秒すると、以下画面が表示されます。

「ログイン」をクリックします。


先ほど設定した、管理者権限のユーザー名とパスワードを入力し、ログインします。


ログインすると管理画面（ダッシュボード）が表示されます。これでWordPressの構築はひとまず完了です。


一番最初にAzureで設定した際のサイトアドレス xxxxxxx.azurewebsites.netへアクセスすると、構築したサイトが表示されます！


もちろん構築はまだ終わっていません。

これからコンテンツを追加したり、写真のアップ、デザインの変更等、やることはまだまだたくさんあります。

詳細の設定方法等は、こちらの公式サイトから確認してください。