公式のPowerAppsとMicrosoft Flowのサイトにあるライセンスがあまりにもわかりにくいので、勝手にわかりやすい表を作ってみました。

注意書きですが、この投稿は2019年10月1日時点のものです。最新のライセンス情報は必ず公式サイトをご覧ください。

本投稿は公式なものではないので、あくまでも参考までとし、実際のライセンスについてマイクロソフトへお問い合わせください。この投稿内容の責任は持ちませんので予めご了承ください。

重要なのでもう一度書いておきます:実際のライセンスについては公式サイトを見るかマイクロソフトへお問い合わせください。

2019年10月11日追記:2019年9月末までの旧ライセンス体系はこちらをご確認ください

PowerAppsのライセンス

PowerApps
per app plan

PowerApps
per user plan

PowerApps
for Office 365

PowerApps
for Office 365 F1

PowerApps
for Dynamics
Team Member

PowerApps
for Dynamics

定価料金(月額)

1,087円

4,350円

Office 365・Microsoft 365
E1/E3/E5
Business 等に含まれる

Office 365
F1に含まれる

アプリの作成・実行

 キャンバスアプリを作成する

2個まで
(キャンバスとモデルの合計)


Dynamics 365の

拡張としてのみ

 キャンバスアプリを実行する

2個まで
(キャンバスとモデルの合計)


Dynamics 365の

拡張としてのみ

 モデル駆動型アプリを作る、実行する

2個まで
(キャンバスとモデルの合計)


Dynamics 365の

拡張としてのみ


Dynamics 365の
拡張としてのみ

 PowerApps Portalを作成する

1つまで


Dynamics 365の

拡張としてのみ

 PowerApps Portalを社内ユーザーが利用する

1つまで


Dynamics 365の

拡張としてのみ

 PowerApps Portalを匿名ユーザーが利用する


同時ログインライセンスが必要
24時間以内に100ログイン

までのライセンス


同時ログインライセンスが必要
24時間以内に100ログイン

までのライセンス

 PowerApps Portalを外部ユーザーが利用する
(Facebook、Google、組織外のAADで認証するユーザー)


ページビューライセンスが必要
1か月10万PV


ページビューライセンスが必要
1か月10万PV

 1テーブルで5,000件以下のデータを扱うアプリ

 1テーブルで5,000件以上のデータを扱うアプリ

 親子関係を持つデータ構造のアプリ

 行レベルセキュリティが必要なアプリ

 高度なアクセス制御が必要なアプリ
(書きこみはできて、読み込みはできないなど、
CRUDを細かく設定する場合)

各ライセンスに付随するMicrosoft Flow

 Flowの作成・実行


PowerAppsアプリまたは
アプリが利用するデータ
がトリガーの場合


PowerAppsアプリまたは
アプリが利用するデータ
がトリガーの場合


Office 365の
範囲内で


Office 365の
範囲内で


Dynamics 365の
範囲内で

Dynamics 365の
範囲内で

 シンプルな承認ワークフロー
(申請・承認/却下)

 複雑な承認ワークフロー
(差し戻し、承認ステータスの確認など)


(高度な作りこみが必要)

接続先・データ元

 スタンダードコネクタをアプリで使う
(Sharepoint OnlineやOutlookなどのOffice 365系、

元々フリーで使えるクラウドサービス)

 プレミアムコネクタをアプリで使う
(Azure、SalesforceやServiceNow、Kintone、
カスタムコネクタ、HTTPリクエストなど)

 オンプレミスのデータをアプリやFlowで使う
(SQLサーバ、Oracleなど)

 AI Builder


別途アドオンが必要


別途アドオンが必要

¥¥
別途PowerAppsライセンス

とアドオンが必要

¥¥
別途PowerAppsライセンス

とアドオンが必要


別途アドオンが必要


別途アドオンが必要

 

PowerApps
per app plan

PowerApps
per user plan

PowerApps
for Office 365

PowerApps
for Office 365 F1

PowerApps
for Dynamics
Team Member

PowerApps
for Dynamics

管理・運用・統合機能

 環境の作成
(テスト環境・本番環境などに分ける、
US・ヨーロッパ・日本に分けるなど)

 新たに作られた環境でのアプリ・フローの作成・実行

 Common Data Serviceデータベースの作成


1GBと引き換えに1環境


1GBと引き換えに1環境


PowerApps単体
としての利用は不可

 Common Data Serviceデータベースへのアクセス

 PowerApps・Microsoft Flowの管理用PowerShell、
コネクタの利用
(アプリの棚卸、アプリライフサイクル管理、
野良アプリの排除など)

 データ統合機能(ETLツール)の設定・利用

 データ損失ポリシー(DLP)の設定

 データ損失ポリシー(DLP)の設定内容の反映

容量

 Common Data Serviceのデータベース初期容量

1GB

10GB

 Common Data Serviceのデータベース追加容量

50MB

250MB

 Common Data Serviceのファイル初期容量

2GB

20GB

 Common Data Serviceのファイル追加容量

400MB

2GB

 APIコール回数(1日ユーザーあたり)

1000回

5000回

2000回

よくある質問集

Q)Office 365と比べて、なんでこんなに高いのでしょうか?

A)Office 365は言っても十数個のサービスです。PowerAppsは5個のアプリでも100個のアプリでも同じ金額です。それにSalesforce LightningだとPowerAppsよりも制約多いのに1万円以上します。Kintone も外部連携をコーディングしないといけないのに、PowerApps プラン 1の2倍のお値段です。

Q)PowerApps per user planや per app plan で作ったアプリはOffice 365さえ持っていれば実行はできますか?

A)できません。PowerAppsのコンセプトとして誰でも作成者になりうるため、実行と作成は分けてません。

Q)Flowの実行回数はそのユーザーが上限に達するとそれ以上使えないのでしょうか?

A)実行回数はテナント単位で共有されます。ほかのユーザーが使っていない場合は、その分も利用できます。

Q)Azure上のSQLサーバを構築した場合は直接SQLコネクタを使えるか?

A)Azure上でもIaaSのサーバに構築されている場合はSQLのポートを公開しない限り、オンプレミスデータゲートウェイが必要となります。

Q)Office 365のライセンスだけで野良アプリや勝手にアプリを作られないようにするなどの制御はできますか?

A)できません。PowerApps Plan 2を最低テナント管理者分・PowerApps環境管理者分は必要です。

Q)Office 365がないとPowerAppsやMicrosoft Flowは使えないのですか?

A)単体でも購入できます。G Suiteと組み合わせたり、全然大丈夫です。

Q)APIコール回数は、テナントで共有されますか?
A)テナント単位ではなく、ユーザー単位です。1日で回数はリセットされるので、よほど間違った(または高度な)使い方をしない限りは、この回数には到達しません。