マイクロソフトは、9月8日にOffice 365 グループ機能にゲストアクセス機能を追加したことにより、ライセンスがないゲストユーザーへもアクセスを付与することが可能になったことを公式ブログで発表しました。以下はその発表内容を和訳したものです。

お客様や、パートナー、仕入れ先や外部コンサルタントなどと密に仕事を一緒に進める場合に、コラボレーションツールを活用する必要があります。本日、我々はOffice 365 Groups機能の一つとして、新たにゲストアクセス機能を追加しました – Office 365のチームに付与できる一意のグループメンバーシップサービスです。—the group membership service that provides a single identity for teams in Office 365. この新たなゲストアクセス機能により、組織外の人をOffice 365グループへ追加することができます。

このゲストアクセス機能は、段階的に配信していく予定です。本日より、グループ所有者は、ウェブ版のOutlookからゲストを追加することができます。追加した後、ゲストは「ようこそ」メールを受信し、SharePoint Online上のファイルへ送信したり、メールを受信、そのグループへ送信された予定の招待状を受信したり、ウェブのOffice やOutlookグループのモバイルアプリケーションへもアクセス可能になります。ゲストはグループを脱退することがいつでも可能で、Outlookからは視覚化情報により、グループ内のゲスト参加者が確認できるようになっています。

ゲストアクセス機能は、個人向けドメイン(Outlook.comやGmail.com等)でも、企業向けドメインのどちらでも利用可能です。もし、ゲストメールIDがMicrosoftアカウントへ紐付けられている場合(例えばOffice 365やOutlook.comのアカウントなどへ)ユーザーはサインインのページからログインページへと誘導されます。もしMicrosoftアカウントをもたれていない場合は、作成ページへ誘導されます。

詳細を確認

Office 365グループについての詳細は、Microsoft Igniteで

ゲストアクセス機能についての詳細情報は、米国・アトランタにて9月26日~30日まで開催されるMicrosoft Ignite イベントの一つである、「Collaborate outside of the firewall with Office 365 Groups」をご覧下さい。 セッションはイベント開催後にオンラインで掲載されます。その他Office 365グループ関連のセッション一覧は、こちらのSwayから確認頂けます。

情報元: https://blogs.office.com/2016/09/08/introducing-guest-access-for-office-365-groups/