マイクロソフトは正式リリースを予定しているSQL Server 2016の2つ目のリリース候補、
SQL Server 2016 Release Candidate 1 (RC1)を3月18日に公式ブログ「SQL Server Blog」のブログ記事から発表しました。
以下はマイクロソフトSQL Serverチームからの和訳です。

 

発表内容

これはSQL Server 2016のリリースにおいての重要なマイルストーンです。製品はほぼ完成の段階で、非常に豊富な機能も使用可能な状態となりました。
リアルタイム動作分析(real-time operational analytics)モバイル端末からのリッチな視覚化機能や、標準装備された高度な分析機能(built-in advanced analytics)、新しいセキュリティ技術や新しいハイブリッドシナリオへの対応により、安全にデータをクラウド化することが可能です。
新しい製品リリースサイクルの一環として、複数のリリース候補バージョンをより頻度高く発表します。
SQL Server 2016 RC 1を使った開発とテスト環境はこちらからダウンロードできます。

SQL Server 2016 RC 1では、SQL Server Reporting Servicesの機能を向上し、以下を変更しました:

  • プレビュー版ウェブポータルのアップデート:既定で新しいウェブポータルが採用され、クラシックReport Managerは排除されました。また、ブラウザー経由で新しいウェブポータルへアクセスすることにより、Mobile Report PublisherやReport Builderを開くことが可能となりました。
  • カスタムブランディング(Custom Branding):ウェブポータルをカスタマイズして、表示するロゴや色を変更できます。
  • KPIとモバイルレポート:KPIをクリックすると、詳細が閲覧できるようになり、KPIやモバイルレポートをパラメータ化されたデータセット(parameterized datasets)へ接続することができるようになりました。
  • 新しいページレポート:新しいスタイルで提供されるチャート、ゲージ、地図やその他視覚化機能を使って美しいレポートがデザインできます。

詳細についてはこちらのSSRSブログからRC 1の投稿をご覧ください。

SQL Server 2016 RC 1を今日ダウンロードしよう!

詳細については、SQL Server 2016 プレビューページへアクセスしてください。SQL Server 2016で提供される新しい、ワクワクするような機能と新しいリリースサイクルを体験するにはプレビュー版をダウンロードして、どのようにあなたのビジネスへ新しいイノベーションを与えるか体験してください。

 

質問は?

MSDNとStack Overflowから新しいSQL Server 2016 機能について議論できます。問題や提案がありましたら、Connectから連絡可能です。是非ともご連絡ください!

 

SQL Server 2016 RCを試す

 

※この記事は個人が翻訳したものであり、公式な発表ではありません。
翻訳元の記事:https://blogs.technet.microsoft.com/dataplatforminsider/2016/03/18/sql-server-2016-release-candidate-1-now-available/