API実行回数をこの度、有償プランを持つ Power Apps、Power Automate、Power Virtual Agents と Dynamics 365 のユーザーの方々などを対象に上限をこれまでよりも大幅に増加させました。 例えば、従来 5000回/日/ユーザーだった上限は、40,000回へと変わりました。これにより、ほぼすべての利用者の方々の利用シナリオに対応できます。

実行回数上限の一覧
製品名24時間以内の1ユーザーあたりの実行回数
Power Platform 及び Dynamics 365 の各種ユーザープラン
以下を除く:
・Power Apps per app
・Power Automate per flow
・Power Virtual Agents
・Dynamics 365 Team Member
40,000
Power Apps 従量課金プラン
Power Apps per app
Power Platform の利用権を持つ各種Microsoft 365 プラン
Dynamics 365 Team Member
6,000
Power Automate per flow
Power Virtual Agents のベースプラン
Power Virtual Agents のアドオンパック
250,000

更に、上記の上限を超えるような利用が必要な場合、Power Platform リクエストメーターによって、利用制限を受けるのことなく、利用した分だけ追加で支払うことが可能になります。例えば、Power Automate per user ライセンスをお持ちで45,000回のリクエストを利用した場合、ライセンス上では40,000回まで1日使ったので、超過した5000回分のみ追加で支払う必要があります。

注意:2021年11月1日のパブリックプレビュー時点で、Azure のサブスクリプションをリンクした場合でも、現時点では請求されません。暫定的に、現時点では超過した分を支払うことなく、超過することができます。近日中に発表され次第、こちらは有効になり、超過に対する請求が開始されます。

更に、 従量課金をしようしない Power Platform の追加容量プランに対しても50,000回/日に増加させました。