マイクロソフトは、オンプレミスゲートウェイのアップデートを配信し、ODBC接続のデータ更新へ対応したことを8月16日に発表しました。以下はその発表内容を和訳したものです。

今月のアップデートでは、Power BIパーソナルゲートウェイとオンプレミスゲートウェイ(エンタープライズゲートウェイ)からの新しいデータソースへの接続先が追加されました。今回の投稿では、これらの新しいデータソースへの接続方法と、ゲートウェイの監視方法についてお話しします。

まず、最新のゲートウェイはこちらのリンクからダウンロードできます。

*ゲートウェイの名称が新しくなった件については、先月のこちらの発表(英語)をご覧下さい。

オンプレミスゲートウェイでODBC のデータ更新に対応

今回のアップデートでは、オンプレミスゲートウェイを利用して、Power BIからのODBC接続でのデータ更新機能を追加しました。このアップデートでは、スケジュール更新のみがサポートされます。

他のデータソース同様、まず最初に「ゲートウェイの管理」からゲートウェイに接続を追加します。 「新しいデータソースを追加」では、「ODBC」の選択肢が、追加されています。ここでは、接続文字列と認証情報を登録すれば、設定完了です。

このアップデートにより、新たにPower BIのアイデアの実装が完了しました。引き続きアイデアの応募と投票をお願いします!

パーソナルゲートウェイがR言語に対応

パーソナルゲートウェイではPower BIサービス上のRスクリプトの更新が可能です。R言語を利用したPower BIレポートを更新するためにパーソナルゲートウェイに搭載されている、Rエンジンが必要となります。Power BIでのR言語の利用方法の詳細については、こちらをご覧下さい(英語)。

オンプレミスゲートウェイの監視

今年の2月、我々はゲートウェイのパフォーマンスカウンター機能を発表しました。これらカウンターは、ゲート管理者に対して、ゲートウェイの利用状況や、クエリに対する処理の状況を可視化します。その後、我々はこれらカウンターの皆様の利用方法についてお伺いしました。本日の投稿では、あるお客様のゲートウェイカウンターの利用方法をご紹介します。先週、Power BIコミュニティのメンバーであるBrett Powell氏が、Power BIレポートを使ったゲートウェイカウンターの利用方法について共有頂きました。彼の投稿では、どのように設定したか等の詳細情報を共有しており、数日後には、みなさんにも同様のゲートウェイ管理機能を設定いただけるようにするために、PBIXファイルも共有頂ける予定です。彼のブログ投稿は、こちらからご覧頂けます:https://insightsquest.com/2016/08/08/monitor-on-premises-data-gateways/

今回発表した機能は、皆様にとって、価値のある物であることを我々は願っています。Power BIゲートウェイの向上のため、引き続き、フィードバックのご投稿をお願い致します。また、他の機能の実現に関しては、是非こちらからご投票ください

また、ご質問やフィードバックに関しましては、直接hybridbi@microsoft.comへお送り頂くか、Power BI コミュニティにご参加ください

情報元: https://powerbi.microsoft.com/en-us/blog/on-premises-data-gateway-august-update/