Microsoftは2016年8月2日の発表で、Azure DevTest Labs上の仮想マシンに対して有効期限を設定することができるようになったことを発表しました。以下は発表内容を和訳したものです。

Azure DevTest Labsでは、有効期限を仮想マシンに対して設定できるようになりました。仮想マシンは指定した日時の24時間以内に削除されるようになります。日時の表記は世界標準時です。

この設定はAzure リソースマネージャーのテンプレートから設定でき、ラボで作成する仮想マシンに対して、「expirationDate」プロパティを設定することで可能です。サンプルのリソースマネージャーテンプレートは一般公開しているGitHub のレポジトリからダウンロード可能です。更に、仮想マシンを作成する前に既存のサンプルリソースマネージャーテンプレート (101-dtl-create-vmで始まるもの)を編集して、以下のように「expireationDate」のプロパティを設定することもできます。

“resources”: [
{
“apiVersion”: “2016-05-15”,
“type”: “Microsoft.DevTestLab/labs/virtualMachines”,
“name”: “[variables(‘resourceName’)]”,
“location”: “[resourceGroup().location]”,
“properties”: {
“customImageId”: “[parameters(‘existingCustomImageId’)]”,
“size”: “[parameters(‘newVMSize’)]”,
“isAuthenticationWithSshKey”: false,
“userName”: “[parameters(‘userName’)]”,
“sshKey”: “”,
“password”: “[parameters(‘password’)]”,
“labVirtualNetworkId”: “[variables(‘labVirtualNetworkId’)]”,
“labSubnetName”: “[variables(‘labSubnetName’)]”,
“expirationDate”: “[parameters(‘expirationDate’)]”
      }

}
],

この新しい機能を是非お試し下さい。そして、どのように改善できるか、あなたのアイデアやご提案をDevTest Labs フィードバックフォーラムまでご投稿ください。

この機能についての問題や、質問は、MSDN フォーラムからご連絡頂けます。

情報元: https://azure.microsoft.com/en-us/updates/azure-devtest-labs-set-vm-expiration-date/