Microsoft PowerApps 監査ログがOffice 365セキュリティ・コンプライアンスセンターからアクセス可能に
PowerApps関連の利用情報が2019年1月からOffice 365セキュリティ・コンプライアンスセンターで確認可能になりました。
Office セキュリティ・コンプライアンスセンター は組織の中でOffice 365のコンプライアンス管理が行える機能で、データの保護や法対応や規制基準を満たしているか等を確認できます。PowerAppsに関してもどのように利用されているのかを把握されたいという要望が出てきており、例えばどのユーザーがアプリを作成・発行・削除をしたリティ・コンプライアンスセンターを利用することで、これらの情報が入手できるようになりました。
Office 365 テナント管理者は、https://protection.office.com のサイトからアクセスすることでOffice 365 セキュリティ・コンプライアンスセンターへアクセスできます。ここから、「検索と調査」を選択し、「監査ログの検索」をクリックします。
「監査ログの検索」画面から、テナント管理者は様々なサービスの監査ログ情報が閲覧できます。eDiscovery、Exchange、Power BI、Azure AD、Microsoft Flow、Dynamics 365等はもちろんのこと、今回からPowerAppsに関しても検索できるようになりました。
監査ログの検索画面へアクセスすると、管理者は「アクティビティ」のドロップダウンから特定の行動にフィルターすることができます。リストの中をスクロールすると、PowerApps関連のアクティビティも見つかります。現在、PowerAppsで確認できる行動内容は、以下の通りです:
- アプリの作成
- アプリの編集
- アプリの削除
- アプリの起動
- アプリの発行
- アプリをヒーローに設定
- アプリをおすすめに設定
- アプリのアクセス許可の編集
- アプリのアクセス許可の削除
- アプリの復元
この「アクティビティ」フィルター機能を利用して、発声日時や検索条件なども指定できます。検索結果は一覧で表示されます。
各結果をクリックすると、更に詳細が表示できるようになっています。
各項目等の情報については、こちらから確認できます。
監査ログの保持期間は90日です。CSVへのデータ出力も可能となっているので、ExcelやPower BIなどでご覧いただけます。また、Office 365セキュリティ&コンプライアンスセンターでは実行から90分以内に表示されます。
PowerAppsチームは引き続き管理者向け機能の拡張を図っていきます。もし、何かご意見・ご感想がありましたら、お気軽にご連絡ください。直接本社へご連絡の場合は、こちらのコミュニティから またはTwitterでも大丈夫です。.
1 Office 365 セキュリティ・コンプライアンスセンターへアクセスするには、Office 365のライセンスが必要となり、更に権限が付与されていることにより、本機能が利用できます。詳細はこちらのリンクから確認できます。
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