Run Microsoft Flow directly from Excel
2018年7月23日のアップデートにより、Excelの中からMicrosoft Flowが起動できるようになりました。
今回はその使い方をご紹介します。
前提条件:
- Microsoft Flowをすでにサインアップしていること(無料なので、していない場合は先にしてくださいね!)
- ExcelをOneDriveまたはSharepointへ保存すること
- Excelのバージョンが最新(おそらくOffice 365の契約が必要です)
手順:
Excelを起動し、「挿入」から「ストア」を起動します。
Office アドインの画面が表示されます。「flow」と検索し、「追加」をクリックします。
「データ」タブに「Microsoft Flow」が追加されます。こちらを選択します。
以下のような画面が右側に表示されます。初めて起動するのでログインが求められています。「サインイン」をクリックします。
ログイン情報を入力します。
※シングルサインオン有効な方には出てきません。
以下の画面が出るので「承諾」をクリックします。
サインインが成功すると、以下のような画面が表示されます。
以下のようなシンプルな表を作ってみました。
メッセージの列では「姓」の列を基に、自動で作られるようにしています。
(関数は: =A2&”さん、こんにちは。これはMicrosoft Flowのテストです。” のように)
テーブルに変換します。
OneDrive for Business に保存します。
Flowのパネルから「選択した行」のテンプレートをクリックします。
はじめて作成するときは以下の画面が表示されます。「続行」をクリックします。
Locationは「OneDrive for Business」、Document Libraryは「OneDrive」を選択します。
Fileは画面の「▽」ボタンから、保存したファイルを指定します。
Tableは「テーブル1」(もしくは設定されたテーブル名)を選択します。
全て設定完了後、「新しいステップ」をクリックします。
今回はOutlookコネクターを利用して、メール通知させてみたいと思います。
Office 365 Outlookを選択し、「メール」と検索します。「メールの送信」をクリックします。
このような感じでExcelの列が認識されて、表示されます。
クリック操作だけで項目が動的に設定できるんです。
設定を終えたら、「保存」をクリックします。
一度Flowの画面を閉じて、もう一度タブの「Microsoft Flow」ボタンをクリックして開きなおします。
すると、マイフローの一覧で、今作成したフロー「選択した行」が表示されます。
テーブルの行のどこかを選択した状態で、再生ボタンをクリックすると、実行できます。
フローを初回実行時は、Outlookへログインするため、以下の画面が表示されますので「続行」をクリックします。
「フローの実行」をクリックします。
以下が表示されると、実行完了です。
Outlookを開いてみると、無事送信されていました!
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