Power Automate に ピクチャインピクチャ(PiP)機能を搭載
Power Automate のアテンド型を実行すると、その間何も作業ができなくてこまりますよね?そんなあなたに朗報です。たくさんの日本のお客様からの要望により、待望の「Picture-in-Picture」がバージョン2.41でリリースされました!
Picture-in-Pictureとは?
この機能は文字通り、画面の中に仮想の画面が表示され、その中で処理が実行されるため、皆さんは行いたいタスクを続けることができる超便利ツールです。
手動で試す(フローの一覧から)
手動で試されたい方は、Power Automateのデスクトップアプリを起動し、デスクトップフローの一覧にある…ボタンから、実行の>からPicture-in-Pictureで実行を選択します。
手動で試す(デザイナー画面から)
単に実行するだけでなく、デザイナー画面から有効にしたい場合は、画面左上のデバッグからピクチャインピクチャモードを有効にするを選択することで、使えます。
デフォルトでPicture-in-Pictureにしたい場合
毎回手動で実行するのは面倒なので、デフォルトでPicture-in-Pictureにしたいという方は、対象のフローの…をクリックし、プロパティを選びます。すると以下の画面が右側に出てくるので、「ローカルアテンド型の実行時の既定として指定」と(少し回りくどい言い方をした)トグルがあるので、こちらをONにすることで既定でPicture-in-Pictureが実行されるようになります。
前提条件
- この記事を書いた日本時間2024年2月8日現在、2.41.170.24032 はまだ一部の地域でのみ提供されており、来週(日本時間2月15日頃)には全世界で利用可能となりますので、まだ皆さんの環境には来ていないかもしれません。
- メインのデスクトップ画面で表示しているブラウザと同じユーザープロファイルをそのまま利用することはできません
- Windows Homeでは使えません
- Windows Hello のPIN認証を使っている場合は1回目のみ使えて、その後はユーザー・パスワードで認証が必要です。
- スタートアップで起動するアプリは同じようにPicture-in-Pictureでも起動します。
- クリップボードはご利用のデスクトップとPicture-in-Pictureと共有するので、コピペ作業などを行う場合は注意が必要です。
- その他の制限等はこちらに記載されています
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