キーノート最終日 WPC2016 3日目は主にマイクロソフトの社会貢献とパートナーへのサポートについての登壇内容となりました。

 
 

まずは、Gavriella Schuster氏よりご挨拶です。


 
 

 
 

WPC2017はワシントンDCで開催します


 
 

登壇者のプレゼンターはCopa Data社のPhillip Werr


 
 

登壇者はChief Legal Officer のBrad Smith氏


 
 

今日は、「世界がどのように変化しているか」からお話します。

 
 

 
 


 
 


 
 

一つ目の工業革命は1760年からで、馬より早い乗り物を開発しました。


 
 

2つ目の工業革命が起こり、1905年では馬が走っていたのが、20年後にはすべて車に変わってました。




 
 

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このような劇的な変化はこれからの我々も同じぐらいの変化を体験することでしょう。


 
 

3つ目の工業革命では、ここにいる皆様が生産性の向上へ携わってきました。


 
 

4つ目の工業革命では、3本の軸で変わろうとしています。物理的に、生物学的に、デジタル的に。

 
 

興味深いのは、これら工業革命が起きる「起爆剤」はたった1つか2つの物によってもたらされる点です。1つ目は蒸気、次に電力発電、 その後はエンジン、そして今回はクラウドなのです。


 
 

 
 

我々が日々リリースしている、数百ものデータセンターと光ファイバーが、世界にとっての新たなインフラストラクチャーなのです



 
 

これらが世界を次世代の可能性へと導く扉をなのです。それら一部の可能性を見るために、コーポレートバイスプレジデントに登壇してもらいましょう。


 
 

Toni Townes-Whitleyによる登壇が始まりました


 
 

 
 

Brad氏が言われている4つ目の工業革命では、経済的な機会だけでなく、マイクロソフトとあなたたちを結ぶ社会モデルへも影響してきます。


 
 

 
 

たとえば、昨年ニューヨークでは、193カ国のリーダーたちが、17種類の問題について共通して課題であると認識し、合意しました。



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マイクロソフトではこれら問題を解決するために、いかに我々の製品やソリューションを利用して解決できるか考えています。


 
 

 
 

数値化された結果によると、これら課題を解決するためには、2.1兆ドルものコストが必要であるだろうと発表されています。


 
 

 
 

デジタル変革と我々の考えではこのパートナーシップによって、74億人もの人々に影響があるであろうと思われます。


 
 

 
 

デジタル変革を支える例として、Brad氏はいくつかの例を紹介してくれました。 これら例は共通して、「データ」が主体となっています。


 
 

 
 

それでは意味のある、計れる、スケーラブルなインパクトとして、Microsoftクラウドの活用事例を3つお見せします。


 
 

 
 

遺伝子研究を進めている、Dravent Syndrome社ではスケーラブルで強健なAzureを活用して40TBもの遺伝子データをクラウド上に保管しています。


 
 

 
 

昨年4月25日に発生したネパール地震の発生後、マイクロソフトとマイクロソフトのパートナーによるソリューションエンジニアは、現地の雇用問題をクラウドアプリケーションで解決しました。


 
 

 
 

安全かつクラウドなアプリケーションによって、3000人ものヘルパーたちのコーディネートにも利用されました。


 
 

卒業率が最低の高校ではAzureとOffice 365を活用し、退学してしまう前に助けが必要な学生を特定し、卒業率の向上へ役立てました。


 
 

 
 

「私が2010年にこの高校で働き始めたときは、たった55%の卒業率でした」


 
 

 
 

「データを追跡し、活用することで、我々は昨月82.6%の卒業率を達成しました」


 
 

 
 

「毎週月曜日にダッシュボードを見て、助けが必要な生徒を瞬時に視覚的に発見することが可能になりました」


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出席率、成績を基に、必要となる合格条件を算出してくれます。




 
 

 
 

ただのクラウドを構築するだけではいけません。善意となるクラウドを作る必要があるのです。


 
 

安全で、プライバシーやコンプライアンスを守り、可視化された、信頼できるクラウドを作る必要があります。



 
 

 
 

我々は正しい未来を作るために法廷でも戦っています。



 
 

 
 

世界の声となって、行動する必要があると我々は認識しています。



 
 

インターネットは「良い法」によって管理されるべきだと我々は考えています。


 
 

我々自身も正しくプライバシー規定について運用するために、ツールや製品をお客様へ提供するだけでなく、新たな行動指針も作りました。



 
 

次に「責任あるクラウド運用」についてです。今日はその中でも、環境についてお話しします。


 
 

マイクロソフトが消費している電力量は1つの州の消費量の約半分ほどにまでになっています。


 
 

 
 

そしてこれから10年ぐらい先、Microsoft、GoogleやAmazon、Facebookはヨーロッパの国1カ国分の電力消費になるであろうと予測されています。


 
 

そのため、我々は環境保護を行う責任があると認識し、活動しています。


 
 

 
 

我々の新たな方針として、より少ない電力でデータセンターを運用できるように研究開発しています。そして、再利用可能なエネルギー源の利用率を前年よる高くすることを目標としています。



 
 

最後に「包括したクラウド」についてです。


 
 

30年後、タクシーに職業はあるでしょうか?誰がどのような職業に代わりにつくのか?Uber社の到来した際のデモでこのような質問がありました。



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我々はすべての会社にメリットがあるように働かなければいけません。新たなビジネスにより、新たな雇用ができるように。



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次の世代の人々のことも考える必要があります。そのために、我々は学校にコンピューター科学やプログラミングを提供できるように支援しています。



 
 

我々グローバルな企業として学習したのが「多様性は力」であることです。


 
 

LinkedInの買収により、1つ期待できることが増えました。それはオンラインでのトレーニングをより活用することです。そして、次の雇用の手助けができるようになりました。


 
 

我々は善意活動の一環として、世界中の非営利団体に向けて、10億ドルを支援することを発表しました。



 
 

 
 

2週間後にはニューヨークで、我々の従業員800人で、非営利団体向けに150ものハッカソンプロジェクトを実施します。


 
 

 
 

全ての国に機会が与えられるようにしなければいけません。


 
 

ケニアでは、現地の人々でも利用できる、経済的なインターネット接続がありません。



 
 

3G接続や、4G LTE接続は現地にとって、非常に高価な接続方法なのです。解決策として、テレビの未使用の周波数を再利用して、インターネット接続を供給し始めました。



 
 

 
 

あるケニアの学校では、インターネットが導入できたことにより、ケニア全土の試験システムで5点満点中、平均で2.8点から3.8点にまで向上しました。


 
 

最後のもう一つだけお話したいグループがあります。世界中に何らかの障害を持った方がいます。テクノロジーは彼らの人生を向上することができるのです。


 
 

先生は多様性に満ちた環境の中にいます。我々はその環境下で生徒や先生たちを支援し、いかに価値のあるソリューションを提供できるかを考えました。


 
 

「私たちは今学年からOneNoteを利用し始めました。まだ使い始めたばかりですが、すでに革命的な変化を我々にもたらしてくれています」



 
 

「OneNoteを利用し始めた時は、慣れるまでにすごく時間がかかりそう・・・と思っていたのですが、生徒たちはたったの3日間でOneNoteの利用方法をマスターしたのです」



 
 

 
 

「ある生徒は、1分間に4文字しか読めなかったのですが、たった1年でそれが22文字にも向上したのです。これほどまで1学年で向上するとは、思ってもいませんでした」



 
 

皆さんに1ヶ月後でも覚えてたいのは、この学生は自分が「バカ」だと思いこんでいた人生から、たった一年で未来のある人生へと変化したということです。そして彼は今まで以上に賢くなれたと実感できたことです


 
 

我々は世界に向けて、善意のためのクラウドを提供する必要があるのです。


 
 

ご静聴いただきまして、ありがとうございました。(Brad氏のセッションが終了)


 
 

プレゼンターはSoftware Optimization Services社のFelipa Preston氏


 
 

Gabriella Schuster @gavriels1 氏のセッションが始まりました。


 
 

「変化が人生における最大の引数である」とIsaac Asimov氏が名言されています。私はこの言葉はデジタル変革に非常に当てはまると思っています。



 
 

従来であれば、ソフトウェアのリリースサイクルは18ヶ月に一度でした。今ではほぼ毎日新たなバージョンがリリースされています。


 
 

今週皆様が見た進化の内容は、スピードを落とすことなく、さらに進化していきます。


 
 

UberやAirbnb、Netflix社等のデジタル変革とテクノロジーの力によって、新たなビジネスモデルと業種が創出されたのです。


 
 

 
 

クラウドのマーケット規模は、2020年までに50兆円になるであろうとIDC社は予測しています。


 
 

クラウドはもはや「トレンド」等ではないのです。これが新しい「標準」なのです。


 
 

IDCの発表によると、80%ものビジネスが、部分的にもしくは完全にクラウドテクノロジーを活用しているとの結果を発表しました。


 
 

パートナーによる動力が過去最高となり、Azureの成長率は3桁台になりました。そして、CSP(クラウドソリューションプロバイダー)プログラムへの参加社数は17,000社もあります。


 
 

 
 

平均で1ドル分のマイクロソフトクラウドサービスを販売すると、パートナー独自のサービスを5.87ドル分合わせて販売しています。これは活用していないパートナーに比べ、40%高い額となっています。


 
 

Blackbaud社では過去35年間ソフトウェア販売会社でしたが、を変革し、Azureの予測システムを活用することで、1億ドルの支援を得て、より多くの場所に水を提供できるようになりました。


 
 

MiCorporation元々米国で文書検査システムを提供していましたが、パートナーネットワークを活用することでグローバルに90社ものパートナーを持つことができるようになりました。



 
 

成功しているパートナーは4つの「秘密のレシピ」を持っていることがわかりました。ソリューションの差別化、販売のモダン化、業務の効率化と、お客様へ生涯的に価値を提供することです。


 
 

Microsoft Goldパートナー向けにはMicrosoftロゴが含められる特典が追加されました。


 
 

今年はパートナーがクラウドを更に推進できるようにするために、内部でのクラウド評価シート数を倍にして提供します。


 
 

クラウドアーキテクトを3500人規模に増加し、パートナーの技術支援や営業支援をします。


 
 

新たなパートナー向け販売ツールが提供されました。



 
 

IDCによると、現在たった10%のお客様がクラウドを活用できています。2年後には50%までに拡大すると予測されています。共同でビジネスをしませんか?


 
 

次はチーフエバンジェリストのSteve Guggenheimer氏の登壇です。


 
 

デジタル変革のためにはソフトウェアが必要なのです。ソフトウェアベンダーの力が必要です。


 
 

昨年はデジタル変革の例として、「Internet牛」についてお話しました。今年はテレビについてお話したいと思います。


 
 

デジタルメディアの世界では最初の40年間「テレビが見られる」ようになりました。


 
 

次の40年では、ケーブルテレビによって、より多くのメディアが利用できるようになり、「より多くのテレビが見られる」ようになりました。


 
 

そして、ここ10年です。様々な方法、デバイス、ネットワークで見られようになりました。



 
 

左側は従来のやり方ですが、中心にある「変革者」たちは、スポーツチームが独自に動画配信できるようなサービスを提供しています。Sling社では、チャンネルをなくし、好きな動画を組み合わせることが可能です。


 
 

Microsoftの製品でデジタル変革を見てみましょう。クライアント向けのソフトウェア販売から、ライセンス販売に変化し、現在はサービス販売へと変化しています。


 
 

今年は我々は、ISVとパートナーネットワークの架け橋を重点的に強化していきます。


 
 

Microsoftはよりオープンに、より対等になり、より多くの機会をあたえてくれるようになりました。




 
 

我々はMicrosoft Professional Degreeを発表しました。


 
 

Worldwide Commercial Business責任者のJudson Althoff氏による登壇が始まりました。


 
 

私は7歳の時に視力を失いました。13歳の時にプログラミングについて友達が教えてくれ、はまりました。それ以降、マイクロソフトに入社し、ソフトウェアエンジニアをしています。



 
 

人々の人生を改善するため、PivotHeadと共同で視力がない人々のために、「視力」を与えるウェアラブルを開発しました。




 
 

Microsoft Research社のSaqib Shaikh氏による登壇


 
 

 
 

今回の研究により、視力がない方々にどのような物が周辺にあるかを教えてくれるプロトタイプが開発できました。これから更に何ができるか楽しみです。


 
 

今年度の優先ポイント6点は: デジタル変革の推進、クラウド活用の加速化、Windows10の展開、SQLサーバ2016の成長、ISVとSIの動力増加、ハードウェアによる人生体験の提供です。


 
 

デジタル変革の推進とは何か、ご説明します。 顧客とのエンゲージメント、


 
 

業務効率化、


 
 

従業員の活性化、Previous


 
 

そして製品の進化です。


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顧客はいかに自分たちの製品を○○ as a serviceに変換できるのかを模索しています。我々はその模索を手伝うお仕事をするのです。


 
 

Azureにより、ハイブリッドなクラウド、セキュリティ・コンプライアンス・見える化と信頼、クロスプラットフォームの開発サービス、データ+アナリティクス+認知システム、パートナーシップの機会を提供します。


 
 

Microsoft Azureは組織のデジタル変革を加速化します。


 
 

我々はビジネスアプリケーションの分野において、世界クラスのアプリケーション体験がクラウドでも、ハイブリッド環境でも得られるように、積極的に進めています。


 
 

Dynamics 365が提供できること: O365との深い連携、行動できるインテリジェンス、ハイブリッド環境との柔軟性、セキュリティ、コンプライアンス、信用できるアプリを提供、連携によるデジタル変革


 
 

我々のエンタープライズモビリティスイートにより、資産の保護を可能に


 
 

主に4つのルールでクラウドを運用: データを安全に保管、貴方のデータは貴方の管理下に、法に基づいたデータの管理、貴方のデータの運用方法を可視化


 
 

統括すると、我々が提供する生産性、業務アプリケーション、インテリジェントなクラウドプラットフォームによって差別化をしており、他のエコシステムには提供できないサービスです。


 
 

Windows 10が発表されてから、現在までに3.5億個のWindows 10デバイスが動作しています。


 
 

ウェアラブル、電話、タブレット、ファブレット、大きなデバイスやホログラム端末でも 今まで提供してきたオペレーティングシステムの中で最もセキュリティが高いOSが利用できます。


 
 

我々は構造化されたデータからクラウド上の非構造化データまで運用できる唯一のエコシステムです。


 
 

なぜこんなことが重要なのか?それは、営業部長、マーケティング部長、CFO、CEOもインテリジェントなビジネスの洞察を求めており、システムがインテリジェントになるためには、元データが重要だからです。


 
 

データアナリティクスや、HPC等、クラウドへの拡張など、データでしたいことのほぼ全てのことが、競合の10分の1の投資でSQL Server 2016が実現させます。


 
 

SQL Server 2016を買うべき10個の理由


 
 

我々は今年、ISVをより成功へ導くため、巨額の投資をISVに対して行います。


 
 

我々は積極的にクラウドへ投資することで、クラウドソリューションも成功へ導きます。


 
 

ハードウェアはデジタル変革を体験するための最後の一歩なのです。ハードウェアソリューションを組み込むことで、最終形になるのです。


 
 

サーフェースや、タブレットなどの端末によって、消費者にとって完全な体験になるのです。


 
 

カスタマーサクセスは我々の共同の最優先課題です!


 
 

最後に、我々は皆様のために動いています。そして皆様と一緒にお仕事ができることに誇りを持っています。これから先の機会が非常に楽しみです。(ご静聴いただきまして)ありがとうございました。