本日、Microsoft社は次世代のDynamics NAVベースのクラウドシステム  Microsoft Project “Madeira”の公開プレビュー版をリリースしました。

以下はMicrosoft Dynamics NAV 製品開発チームのブログ記事からの和訳です。

 

新バージョンでは、中小企業(SMB)向けの経営管理ソリューションを「再発明」することがコンセプトです。

Project “Madeira” は、業務プロセスを生産性システムのOffice 365 との接続することにより、売上に貢献し、財務管理などの業務を支援します。

Project “Madeira” はMicrosoft Azure上で動作する、パブリッククラウドシステムです(SaaS)。


 

お客様はインターネットやWindowsiOS または Android 端末からアクセスできます。現在は米国地域のみで公開されており、2016年の後半に米国からその他各国へは順次一般公開される予定です。

お話しに出てきた、「再発明」とは:

  • 新たらしい基準での生産性 – Project “Madeira” は基幹システムとメールとの行き来する時間を排除します。新しいバージョンではお客様からの請求書や見積依頼のメールを自動で検知しOutlookの中でそのまま必要なデータやツールを瞬時に表示します。そのため、既にOffice 製品の使い方をご存知であれば、Project Madeira の使い方もすでに把握できているということです。
  • クラウドファースト – Project “Madeira”は、純正なMicrosoft Azure環境にある、マルチテナントパブリッククラウドサービス向けに設計されました。よって、中小企業の方々は、すぐに導入し運用が開始でき、コスト管理すつつ、エンタープライズ規模のデータセンターで柔軟に且つ保護された状態でデータが保護されていることを実感できます。
  • モバイルファースト – Project “Madeira”はモバイルな職場環境のために設計されており、どのデバイスやサイズでも最大限のユーザーエクスペリエンスが経験できます。お客様はウェブブラウザか、Windows、iOSまたはAndroid端末からアクセス可能です。
  • 企業成長のために開発  Project “Madeira”は総合的な経営管理ソリューションで、従業員数が約10名から100名の会社の成長に向いています。最初は簡単な会計や簿記システムとして使用し、まだ高額なERPシステムに投資できない会社に向けられています。

    Project Madeira では、システムの利便性や導入スピードを犠牲にせずに完全なる経営管理ソリューションをクラウド上で提供し、財務、分析軸、販売や購買管理、在庫、CRM(案件管理)、多通貨対応かつビジネスインサイトを提供する機能を備えています。

    さらに、MicrosoftのISVパートナーはProject Madeira 用の拡張機能を豊富に提供します。これら拡張機能は業種特化型のバーティカルソリューションや、共通機能を提供しており、もうすぐマーケットプレースにて提供開始となります。

    Project “Madeira”は公開プレビュー版として、これから数か月公開され、皆様から頂いたフィードバックをもとにユーザーエクスペリエンスを進化させます。Project “Madeira”チームはあなたのご意見をお待ちしております!サインアップして、フィードバックフォーラムでご連絡ください。