マイクロソフトはAzureの一部サービスにおいて、10月1日以降の課金を対象に、価格を下げることを発表しました。以下はその発表内容を和訳したものです。

我々の継続的なコミットメントとして、Azureをお客様へ最適な価格で提供するため、10月1日以降、我々は人気のある仮想マシン(VM)に対して、価格を下げます。以下では、主な変更点の概要を掲載しておりますが、詳細について確認したい場合は、再度デザインし直した新しいウェブサイトから、利用シーンに適した仮想マシンのカテゴリと、各リージョンでの価格を検索できます。

以下が主な変更点です:

  • 一般用途のインスタンス: Dv2 シリーズの仮想マシンは、最大15%安くなります。我々は更にA1やA2ベーシック仮想マシンに対しても最大50%安くします。
  • 演算処理向けに適正化されたインスタンス: Fシリーズの価格は最大11%安くなります。
  • Av2 シリーズ: 2016年11月より、我々は新しいAシリーズの仮想マシンAv2の提供を開始し、現行のAシリーズのスタンダード仮想マシンより、最大36%安い価格で提供します。

我々の仮想マシンのカテゴリーについて、ご存じでない方向けに説明しますと、Aシリーズが我々のエントリーレベルの仮想マシンです。Dv2シリーズが一般用途向けの仮想マシンで、Aシリーズより多くのメモリを搭載し、ローカルストレージはSSDです。Fシリーズではより高いCPU対メモリ比率となっており、Dv2より低い価格で提供しています。

これらの値下げに加え、Windows Serverでソフトウェアアシュアランスをご利用のお客様を対象に、我々は近日Microsoft Azure Hybrid Use Benefitプログラムを開始し、Windows Serverを(Azureで)ご使用の場合は41%安くでご利用頂けます。本日より、これらをより簡単にご使用頂けるように専用のイメージをギャラリーで提供し始めました。

我々はこれら変更点がお客様にとって素晴らしい変更になると考え、よりAzureの価値を体験頂けると思います。詳細につきましては、こちらからご確認ください。

情報元: New lower Azure pricing