マイクロソフトは2016年12月20日にMicrosoft Flowのアップデートをリリースし、スケジュールされたフローを手動で実行できるようにし、更に6つのサービスへ接続できるようになったことを発表しました。

以下はその発表内容を和訳したものです。

オンデマンドでスケジュールを手動実行

通常スケジュールで(日次などで)実行するフローは、今回のアップデートにより、ボタンをタップするだけで実行することも可能になりました。例えば、毎時実行するフローがあったとしますが、テストのために手動で実行したいときや、日々の定時レポートを臨時で作成したい時などに利用できます。

フローを実行するには、My Flowsのリストへアクセスし、「」をクリックします。アップデートで追加された「今すぐ実行」ボタンがメニューに追加されています。

「今すぐ実行」を選択すると、フローはすぐに開始され、リアルタイムで各ステップの状況と出力結果が閲覧できます。「今すぐ実行」の機能は「Recurrence」のトリガーのみで実行されます。それ以外のフローは新しいデータがある場合のみに実行されます。例えば、新しいメールを受信した際に実行されるフローは、新しいメールを受信したときにのみ実行されます。そのため、これらフローに対しては、「今すぐ実行」のオプションがありません。

新たに追加された6つのサービス

Microsoft Flowでサポートされている80以上ものサービスに加え、新たに6つのサービスが加わりました。

  • Buffer – Bufferはマーケターやエージェント向けのソーシャルメディア管理サービスです。経費やアップデートの更新管理、ソーシャルメディアのプロフィール等が管理できます。
  • Google Contacts – Google Contacts はオンライン上の連絡先サービスで、Google製品と連携しています。
  • Harvest – はチームが費やした時間やタスクを管理し把握するためのシンプルなツールです。
  • Medium – Medium は世界をよりよいものに使用と考えている人たちのネットワークです。Mediumアカウントと連携することで、新しい発表内容を把握したり、投稿したりすることができます。
  • MSN Weather – MSN Weather では最新の天気予報を取得することができ、天気予報、気温、湿度、降水量が取得できます。
  • Typeform – 美しく、かつ会話のようなオンラインフォーム、アンケート、クイズ、ランディングページなどをTypeformで利用できます。

情報元: Run scheduled triggers on-demand and six more services to use