先日、マイクロソフトはPower BIのモバイルアプリをアップデートしたことを発表し、そのアップデートの一つとして、新たにバーコードリーダー機能を追加しました。

このアップデートにより、分析したいデータの中に、バーコードの情報が含まれていると、そのバーコードをそのままiPhoneで読み取って、Power BIでデータが検索できるようになりました。

特に小売業のユーザーには非常に便利な機能なのではないでしょうか。

それでは、その手順をご紹介します。
まず、Power BIデスクトップで、対象となるデータのバーコード列に対して、「モデリング」タブの「データカテゴリー」をバーコードに設定します。

Power BIサービスへデータを発行します。

発行したデータを今度は
https://app.powerbi.com/
でダッシュボードを作成します。

今回の例では簡易に2つのレポートタイルをダッシュボードに追加しました。

次に、iPhoneのPower BIアプリを起動します。<span#a3a3a3 0.0pt>
起動し、サインインしたあと、「スキャナー」を選択します。
初めて起動した場合は、以下のような画面が表示されます。「許可する」を選択します。 もう一度確認画面が表示されますので、「OK」をタップします。

これでバーコードスキャナーが起動しました。後は対象となるバーコードにカメラを向けます。

バーコードが見つかると、自動で該当のレポートが表示されます。

画面右上のフィルターボタンをタップすると、

以下のようにバーコードでスキャンされた情報のみをフィルター対象とすることも可能です。

参考情報元: Unlock retail intelligence with the Power BI app Barcode scanner