マイクロソフトが提供している、中小企業向けERP製品Dynamics NAVは、実はAzureのサブスクリプションを持っていれば、評価環境を簡単に構築することが可能なのです。

今回は、2015年10月にリリースされた最新版、Dynamics NAV 2016の評価版を構築してみたいと思います。

まず、Microsoft Azureポータルから、「新規」>「Compute」を選んだあと、「Microsoft Dynamics NAV 2016」と入力してください。


クリックすると、紹介画面が表示されます。英語はあまり気にせず、「作成」をクリックします。


基本設定を入力していきます。名前、管理者ユーザーのユーザー名やパスワードを入力します。

この記事では、西日本を選んでますが、東日本でも問題ありません。


次にサイズを選びます。私は比較的安い「A1」プランで構築したいと思います。

推定金額はあくまでも24時間つけっぱなしにする場合ですので、こまめにON/OFFすれば、より安くなりますよ!


ストレージの種類を選びます。評価環境なので、種類はStandard-LRSで問題ないと思います。

ネットワークはそのままにしておきましょう。


構成内容を見直し、特に問題がなければ「OK」をクリックして、構築しましょう!


構築中(デプロイ中)です。完了するまで数分かかります。


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しばらくすると、自動で構築が完了したサーバが表示されます。

「接続」をクリックすると、リモートデスクトップが立ち上がります。


ログインすると、自動で試用版の紹介画面が立ち上がるようになっています。

Windowsクライアントを立ち上げるために「Try the Microsoft Dynamics NAV Windows Client」のリンクをクリックします。


Microsoft Dynamics NAV 2016のWindowsクライアントが立ち上がりました。